死神少年、迷い犬と出会う。 (ページ7)

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死神　６ページ7

取りあえず、此処の社員には基礎中の基礎知識だけ教えることになった

　
　
そう。
　
＿＿＿＿『なった』。

　
　
　

『明日からも暫くは通ってもらう』だってよ
　

こっちはこっちで色々やらなきゃいけねー事あるのに‥‥‥
　
　

　
「あ”～……」

　
　
ボロい屋根の上から路地裏を覗いてみる。
　

　

確か、ヨコハマの夜は“ポートマフィア”ってのが支配してるんだっけか？

　
　
　
マフィア‥‥いや、大丈夫だ。俺は“死神”。
　

夜はこっちの方が有利だ
　

それに今は空中に立ってるしな
　

　
　
探偵社も危険だとかなんだ言ってたが、まぁ……何とかなるだろ
　
　

　
　

　
Ｐｒｒｒｒｒ×２
　
　

　
　

「！？」
　
　

今になって唐突に伝令神機が鳴りだした
　
　

慌てて着信に応える
　
　
　
　

？『え‟！？繋がった！？』
　
　
「松本！？」

　
　
発信相手は副官の松本乱菊。
　
　
つか、なんつー声出してんだよ……
　
　

松本『ちょちょ、繋がったんですけどー！？』
　

遠くへ声をかけてるらしい。
　
誰がいるんだ？
　
　
　

聞こえてきたのは、知ってる声ばかりだった
　

　
浮竹『本当か！？ひ、日番谷くん！聞こえてるか？』
　

「浮竹…！？」
　

京楽『あ～、先越されちゃった』
　
「京楽まで居るのか！？」

　
　
松本『ほらほら、アンタも早く声かけたげなさいよ！』
　

は？誰だよ・・・

　
　
　
　
雛森『し、シロちゃん…？』
　

「雛森…」
　

雛森『ッ、良かった…！ホントに良かった！』
　

あ、泣いてんな～・・・
　

今回は俺が悪ィけど
　
　

　
　
　
　

　

　
　

　
　

とゆーか、さっきから下からの視線が痛ぇ…
　