37 ページ44
ー五条 sideー
ある日、しっかり者教え子の1人…中原中也が原因不明の遅刻をし
理由を彼の親友であるAに聞いた。
_____『…中也はね、自分の居場所に帰ったんだよ』_____
そう答えたAは、寂しそうで、泣き出しそうで‥‥
普段は本当に大人なんじゃないかと思うくらい落ち着いてるのに
その時だけは、本当の意味で16歳の子供に見えた
_____同時に
Aにそんな顔をさせる中也が妬ましく、羨ましかった
思い出してみれば、Aが
他1年ズに感情的な顔を見せることなど滅多になかった。
否、なかった
あったのは一度、中也が襲撃された時だ。
医務室へ駆け込んでいくAの顔を
最初は「命の価値も理解しようとしない餓鬼」 と思ってた
だけど、違った。
よく見て、関わって、彼女について知っていくうちに
彼女はまだ“自分の現し方を知らない子”なんだと気が付いた。
体術も、呪術知識も、常識も、専門的知識も…
凡てが完璧な彼女にとっての唯一の弱点
彼女が、“
本当は気づいてた。
“
でも、認めたくなかった。
中也に、直哉に、憂太に、真希に、棘に、パンダに・・・
盗られたくなかった。
俺だけが愛してあげていたかった
だから、態と譲ってるフリして目を光らせ続けた
なのに、なのに・・・・
「置いていかないでくれ給えよ・・・
中也のばか……」
これはちょっと、酷すぎるんじゃないかな…
195人がお気に入り
「呪術廻戦」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
響輝@ロングスリーパー(プロフ) - きのこ怜那さん» v( ̄Д ̄)v イエイ (2022年2月8日 22時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ怜那(プロフ) - あざっす (2022年2月8日 22時) (レス) id: 5870110a1d (このIDを非表示/違反報告)
響輝@ロングスリーパー(プロフ) - きのこ怜那さん» あざす!!僕もやって来ます! (2022年2月8日 22時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ怜那(プロフ) - 響輝@ロングスリーパーさん» お気に入りに追加しますね (2022年2月8日 22時) (レス) id: 5870110a1d (このIDを非表示/違反報告)
響輝@ロングスリーパー(プロフ) - きのこ怜那さん» いえいえ!全然ふざけてもらって大丈夫ですよ!←オイ これからも更新するぞ〜!!←アタリマエダヨ (2022年2月8日 22時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:響輝 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年12月28日 19時