【呪術廻戦×文スト】太宰、呪いを知る。

２７ ページ34

　
高専医務室＿＿＿＿＿＿＿
　

「中也ッ…！！」
　
　
駆けこんだ医務室には、夜蛾学長と家入さん、織田作の３名しか居なかった
　

五条先生は出張中。
　
　
　

・・・図られたか…
　
　
　

夜蛾「太宰。落ち着け」
　
　
「落ち着いてます。ただ何時もより少しだけ荒れてるだけです」
　
　
家入(少しではないだろ…)
　
　
　
夜蛾学長から詳しい説明と書類を受け取る
　
　
　

「…私に任せてくれるんですか」

　
　
夜蛾「お前たちは相棒のようなものなのだろう
…もう目の前でそういう事は起きてほしくなくてな」
　
　
　
　

五条先生と夏油傑の代の話か。
　
この人担任だったらしいし

　
　
　
　
「任せてください。ぶっ潰しますよ」
　
　
　
茶封筒を握りしめていると、中也の呼吸が少し変わった
　
　
…目は閉じてる
　
　
　
　

「・・・」

　
　
私はツカツカと歩み寄り、思い切り耳元で叫んだ
　
　
　

「チビ帽子の中原中也さん！！起きてください
仕事ですよー！！」
　
　

　

夜蛾家入「「な！？」」
　
　

　
驚く２人。中也は秒速で起き上がってキレた
　
　

中也「煩ぇンだよこの社会不適合者ァ！！！」
　
　
「あっは、起きた！よし中也。仕事だよ
もう位置は割り出してあるし事前予約も必要ないだろう」
　
　

夜蛾「！？もう判ったのか！？」
　
　
「うん」
　

家入「凄いな・・・・」

　

　
「これが私の担当だからね！
ほらほら、何時まで寝てるの？」
　
　
中也の背中をバシバシ叩く
　

中也「叩くな！」
　

「ふん」
　
　
　
中也「・・・」








　
　
　
　

　
　


　
　
　

　
　
　

『“居なくなるかもしれない”って焦った』なんて
口が裂けても云わないもん。

２８→←２６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す