【呪術廻戦×文スト】太宰、呪いを知る。 (ページ17)

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その日は、訓練やら座学やら普段通りの事をした
　
　

五条「そういえば、Aと中也はまだあってないよね？」

　
中也「誰にすか」
　

五条「新しい先生だよ。真希達は一度稽古つけてもらったんだよね」
　
　

真希「莫迦ほど強かったぞ」
　
パンダ「細いけどな」
　
乙骨「でもカッコいい人だったよね」
　

五条「え～、特徴は
“赤色の髪に短い砂色のコート”を・・・」
　
　

「！」
　
　
　

特徴を聞いた瞬間、僕は走り出した
　

　
　
　
　
中也「はァ・・・・」
　

真希「知り合いなのか？」
　
乙骨(あんな顔始めて見た…)
　
パンダ「どうしたんだろうな」
　
狗巻「いくら？」
　

　
中也「俺は知らねェが、彼奴にとッては“唯一の拠り所”なンだよ。
これだけは邪魔しねェでやッてくれ」
　
　

　

　
　

　

グランド＿＿＿＿＿＿＿
　

思った通りの人物が隅の方にしゃがみこんでいた
　
　
私は思い切り走りだし、後ろから抱き着く
　
　
　

　

「織田作ッ！！」
　
　
　
織田「ん…太宰か」
　

　
「君！反応薄すぎだよ！何で急にいなくなるのさ！？
私も安吾も寂しかったのだよ？もうあそこで集まる事が出来なくなって…
　
　
各々が散り散りになって…！！どうしたらいいか判らなくて！！」
　

織田「太宰」

「っ・・・」

織田「俺はお前を導けたのか」
　
　

「！！
…勿論さ。私は武装探偵社という所で２２まで居たよ」
　

織田「…お前も、死んだのか・・・？」
　

「うん。中也もいるよ、癪だけど」
　

織田「中原さんも…」
　
　

「もう、居なくなったりしないでおくれよ…？」
　

　
織田「俺は呪術師だ」
　

「・・・」
　
　

織田「御前と同じ…今は２８だ。異能も健在
俺はこのチカラで人を助けようと思う
　

一度おこうとした拳銃を再び掴むのは気が引けるが
それでもそれが誰かを助けることになるなら、俺は呪術師(この道)をいく」
　
　
　
　
「っ…あんまりじゃないか・・・
昔は“いつか小説家になりたい”、“紙とペンだけを持って”とか言ってた癖に」
　
　

織田「・・・すまない」
　
　

「もう…いいよ。織田作は一度決めたらやめない主義だし。
中也には会っちゃだめだよ。蛞蝓集がうつ「だァれが蛞蝓だ！！」げぇ」
　
　

織田「お久し振りです」
　

中也「おう。それと、もう敬語はなしでいいぜ」
　

　
このままだと、何時か二大組織が復活しそうだなァ
　
　
…あ、これフラグかな？←