【呪術廻戦×文スト】太宰、呪いを知る。 (ページ14)

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呪具を片手に走って一撃で祓った
　

　
すると、後方から“知っている足音”がした
　
　
　
でも私は思わず固まる。
　
　

・・・振り返れないんだけど…

　

　
　

　
？「！？
な…ッ、A…！？」

　
　

「中也・・・」
　
　

　
この足音、この声、喋り方、息遣い…確実に中也だ
　

　
　
こっちに近付いてくる
　
　

　

「・・・」

　
　

脚に思いっきり力を入れるが、抵抗虚しく
グルンッと回転させられた
　
　

　
「やァ中也。相変わらずその帽子と低身長は健在のようだね！」
　

中也「・・・」

　

　
あり、いつもはよく吠えるわんわんなのに←
　

　
「え、ちゅ…中也？おーい？頭大丈夫？生きてる？低身長ボーイ？
歴代最小幹部ー？蛞蝓～？チビ～？」
　
　
　
中也「煩ェよ！！つーか何で手前生きて・・・」

　
「ん？死んで生まれ変わったのだよ！」

　
中也「はァァァァ！？！？」

　
　

　
一通り癪だけど説明する
　
この世界のコトとか呪術のこととか

　

　
中也「へー…ンじゃ手前は今１５か？」

　
「ううん。１６だよ
誕生日過ぎたし」
　

中也「細けェな！」
　

「まァね。中也も呪霊を祓っていたんだろう？」
　

中也「あァ。家に手記あッたからなァ…
それみて独学でな」
　
　

「いがーい
すぐ誰かに頼りそうなのに」

　
中也「ンだとぉ！？」
　
　
　
「で、今の拠点は？」

　
中也「この前全員死んだ」
　

「はァ・・・それいつ」
　

中也「昨日」

　

「ハッキリ言いなよ！頭まで蛞蝓なの！？」
　

　
中也「手前がややこしい訊き方するからだろ！？」

　

　
　
　
私は中也を連れて学校へ向かうことにした
　

　
　

　
　

補助監督「・・・・太宰特級術師、其方の方は…」

　

「関係者だよ。気にせず向かってくれ給え」
　

　
補助監督「はぁ…」