月夜の蝶【鬼滅の刃×ブラッククローバー】

刀はドコ ページ5

　
里の中に気配は感じなかった。
　

…私は竈門くんと一緒に半天狗の首を落としたはず。
　

　



竈門「命をもって、罪を償え！！！」
　


竈門くんが刀を振るも、半天狗の腕が邪魔する。

　


　
　

　

　





必死に前へ進もうとする時透くんの肩を掴んで前へ進む力を強める
　


　



時透「泉莉ッ…！！」
　
小鉄「花柱様！！」

　




　


『花の呼吸、肆ノ型“紅花衣”』

　


呼吸を使って背後から首を落とした。
　
刃を入れたと同時に技を繰り出されそうになり、
剣技で応じれば鍛冶屋へと被害が及ぶため
腕を掴んで首の次に斬り落とした(無表情で)
　




竈門「(この人すっごい無表情…!!)」
　




『・・・』
　



刀に付着している血を振り払って刀をしまう。
　

私は何も言わず里へ引き返した。


　


途中で鬼を狩りながら。
　

　

　



　


鍛冶屋「ははっ、花柱様…！！」


鍛冶屋「ありがとうございました、ありがとうございました！！！」
　

　


『指示に従っただけなので。それでは』
　

　


里の無事も確認済み、甘露寺さんがそこに居たから状況報告は必要ない…。
　





私はチラリと里を振り返って近くに居た鍛冶屋へと尋ねた。
　


　

　



『私の刀は何処』
　


鍛冶屋「花柱様の御刀は新しい担当鍛冶屋である鋼鐵塚さんがお持ちになられております」
　


案内すると言った鍛冶屋を無視して鋼鐵塚のもとへ向かう。
　

“新しい担当鍛冶屋”
　


私の刀を作ってくれたのはいつも鉄岡さんという人だった。

だけど、刀の鍔の案を考えに街をぶらりとしていた時
鬼に襲われていた子供を助けて亡くなったらしい。

　

『・・・』
　


鋼鐵塚の所へ行くと、竈門くんや時透くん、甘露寺さんや
不死川さんの弟くん、竈門くんの妹で鬼である禰豆子さんがいた

　


私はその中から鋼塚さんの首根っこを掴んで引っ張り出した。
　



鋼鐵塚「おい！！こちとら刀やられた上に怪我までしちまってんだよ！！
だから離せオラ！！ぶっコロスぞあぁ！？！？」
　


竈門「女の子にそんなことを言ってはいけません！！！」


鋼鐵塚「黙れ！！！」
　


　

　

『・・・刀』
　



鋼鐵塚「あぁん！？」

　

『早く出して』
　


鋼鐵塚「クソッ！！オメェの刀は持ってねーよ！！
新しい里だ、柱の刀だからな！ふんっ！！」
　


・・・面倒くさい。

　

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