105 ページ7
翌日_______
今日からまた、監獄生活が始まる。
三台のバスに別れて乗り込み、
開いたバスの扉から降りる。
凛と一緒だからか、
余計にフラッシュの光が眩しい
「やっと着いたな」
「…ああ」
中へ入ると、元U-20日本代表の奴等も居た。
そして数分後、最後尾を走っていたバスに
乗っていた連中も到着した。
〔やぁやぁ才能の原石共。
休日はいかがお過ごしでしたか?
お察しの通り、
既にU-20日本代表の全権はおれにある。
負け犬共も利用価値があると見なし
ここにいるメンバーから
新生U-20日本代表を創るコトにしました〕
大きな画面に絵心が現れる。
〔U-20W杯まであと100日だ。
今のお前らが出場すれば…そーだな、うん__
『優勝』は絶対ムリ〕
絵心の宣言に空気がピリつく。
でも俺は、実際その通りだと思った。
世界でも低ランクである連中との試合で
『1点も向こうに与えずに勝利』する事も出来なかったからだ。
〔ここで一つお前達に質問です。
お前らが『強くなった要員』は何だ?
『エゴの覚醒』『潜在能力的武器の自覚』
これらを引きずり出した要因は
紛れなく__“環境”
この閉鎖空間にある。
そして更なる上昇を望むなら更なる『環境』へ。
俺はお前らを
もっと熱い世界の業火へぶち込むコトに決めた〕
絵心の手元に光が集まっていく。
〔ここからは
お前らが次に身を投じるのは
__世界最高峰『
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←104
999人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:響輝 | 作成日時:2023年1月13日 21時