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「お嬢より球の方が
重いんとちゃうかと心配したわ!」
 
 
「いや何だよそれ。俺普通に__」

 
 



揶揄いの念を察知し、自分の体重を言おうとすると
背後に居た御影に手で口を塞がれる。

 
 

あれから結局、青い監獄(ブルーロック)の面子だけで食事に行く事になり
近くにある店を調べた結果

串カツはどうかと提案すると、受諾された。
 
 
 
魚や肉だけでなく
ネタみたいな食べ物も揚げられる店だ。
 


因みに俺が此処を提案した理由は
個室だったって云うのもあるが

一番の理由はチョコホンデュだ。

 

 

…あれは美味しい。

 
 
 



「A!これ食べてー!!」
 

「何此れ」
 
 



俺は目の前に座ってる蜂楽くんが差し出す串を
疑いの目でジッと見る。

 
 

 



「すっごい美味しいヤツ!
ほらほら早く、冷めちゃうよ!!」
 




そう云いながら
既に俺の口に突っ込んだ蜂楽くん。

 
 

俺は得体のしれない触感にガチ困惑する。
 

 



 


「正体分かる?」
 




斜め前から雪宮くんが訊いて来るが
俺は口元をおさえ、

自分のコップに入っている烏龍茶を飲んだ。

 
 
 



 



ブニッとした触感。
 

これだけなら「イカか?」と思うけど
変な苦みと一か所だけザラッとした感じの所があって

その正体が分かる訳無い。
 
 
 

 
 


「苦いけどザラッとしててブニッと…
マジでこれ何…?」
 
 
 
 


「俺も気になるわ…」
 

 
 


結局、蜂楽くんは全員の視線を浴びるも
笑顔で首を傾げていた。
 

それからも正体が明かされる事は無く
食事会は終了。



まるで大学生の飲み会の様に
「二次会行くぞー!!」と云う御影や烏くん達。
 
 


 


俺は静かに言った。
 


「いや、補導されるだろ」

100→



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作者名:響輝 | 作成日時:2023年1月13日 21時

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