【ブルーロック】チームVのお嬢様。【男主】 (ページ46)

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「スペインの名門クラブ『レ・アール』の貴公子に
イングランドリーグ得点王アダム・ブレイク

ベビーフェイスで世界屈指のFKカバソスに
スラム出身のハングリー重戦車ダダ・シウバ…。
　
　
マジの奴等を引っ張って来たな」
　
　
　

俺がスマホ片手にそう言うと
蟻生くんが質問して来る

　
　
　
　

　

「お嬢お前…サッカー情報オタクか？」
　
　

「黙って欲しいな蟻生くん。
そしてよく見ろ俺のこの右手を。ネット情報だわ」

　

「お嬢はもう少し
柔い話し方をした方がいい」
　
　
　

「お前に言われる筋合いは無いかな」

　
　
　
　
　

　
　
言い返してると、
潔くんと蜂楽くんの会話が聞こえる。
　
　
　

　
　
　
　

　
「この坊主の人は？」
　
「あんま知らねえな…」
　
　
　

「彼はジュリアン・ロキ。
今フランスリーグで頭角を現してる超新星。
　
確か今17歳で俺達と同世代で代表入りした神童だ」

　
　

俺の解説を聞いて、二人は驚く。

　
　

　

「17歳って俺と同い年じゃん…」
　
　

「ソイツに勝てば
“俺”ついに世界に認められるってワケか」

　
　
　
　
　

(いや、今回言われたのは勝つ事ではなく
『世界を知る事』だ。

つまり絵心は俺達が
ボコられるって分かっててやるって事。

俺は取り敢えず
1点入れれりゃ良い感じかな)