【転スラ×文スト】人類統括者は最強最古の魔王様。 (ページ18)

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A side
　
　
　
何やら上空から視線を感じる。
　
　

　
異変を察知したギィ達の妖気を
感じ取った私は、

軍刀を持つ手をチラリと見た。

　
　
　
　
　

「…すまんが急用が出来た。

この戦いも
いずれは映画化されるかもしれんな」

　
　

　

「何？」
　
　
　
　

　

　

私は軍刀を戻して聖剣を出し握る。
　
　
　

　

　
「…」

　
　
　
　

　

そして私はブラムの胸元に刃を通し

間髪入れずにその聖剣を脳まで差し込んだ。
　
　
　

　
ブラムは苦し気な声をあげる。
　
　
　
　

　

　
　

　

「安心しろ。この痛みにも時期慣れる。

私が態々こんな場所まで連れたのに
理由が無い訳じゃない」

　
　
　
　

「何ｯ…」
　
　
　
　
　

「私の友人にならないか？

今ならもれなく君専用の棺も手に入るぞ」
　

　
　

「何を言っている」
　
　
　

　

「…数年後、世界は裂ける。

知っているか？
君は『人類を滅ぼす十の厄災』が一つ何だぞ」
　
　
　
　

「知らんな」
　
　

　

　

　

　
　
私は再び転移魔法を使い、

拘束したブラムを引き摺って
政府の所有する施設へと向かった。