【暗殺教室×文スト】予知少女と暗殺教室。４ (ページ50)

今日:38 hit、昨日:18 hit、合計:44,945 hit

199時間目【番外編】1-2 ページ50

数時間後・昼休憩＿＿＿＿＿
　
　

朝は驚いたが、何とか教室へ行き

自分の席も浅野に訊けた。
　

というか彼の一つ後ろだった。

　
　

　

　

四限まで授業を受け、

昼時になった。
　
　

それぞれ昼食をとる中、

私は教室を出る。
　

　

怪しまれない様、昼食の弁当を持って。

　
　
　

人気の無い校舎裏へ行き

一つ寂しく設置されている長椅子に座る。

　

　

そして調べ物をしようと携帯を出すと

其れを後ろに居た人物に奪われた。
　

　

驚いて其方を見ると、居たのは浅野だった。

　
　
　

　

　

　

　

「織田さん、校則違反だよ」

　
　

「…そうか。すまない」

　
　
　

　

違反とは知らなかった。
　

　

気を付けようと思い

前を向くと、浅野が隣に座った。

　

「他の生徒なら取り締まるけど

織田さんは一度言ったら
大丈夫そうだから今回は見逃そう」
　

　
　

口調は其処迄似てはいないが

荒々しい物だったらと思うと
それなりに似ている。
　
　

声は本当に太宰だ。
　
　
　

　

　

…だからだろうか。
　
　

(織田、と…苗字呼びは嫌だな)

　
　

其れを指摘する前に私は

浅野に質問した。

　

「浅野、その態度は窮屈なんじゃないのか」

　

　

浅野の肩が小さく揺れた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
続編へ行きますが
最初は番外編続です。