2話 ページ3
某日_____
私はいつも通り重傷者の治療と死者の解剖、報告書作成に追われる。
そして最早、自室より居る時間の長い高専内の保健室へ入る。
久し振りの外から帰って直で来たから鞄などもそのまま。
ため息をつきながら、目を閉じ後ろ手で扉を閉めるとそれと同時に床が無くなった
「は?」
穴に落ちたと思えば、今度は前から強風にあおられた。
イライラしながら顔を上げ、目を開けるとそこは知らない路地裏だった。
(どこだよ此処)
周りを見渡してると、ふと奥で赤髪の女が蹲ってるのを見つけた。
一応近づいてみる。
顔と胸上に傷を負ってるらしく、失血が酷いからか意識が殆ど無いらしい
私は周りを確認して話しかけた
「ちょ、アンタ大丈夫?」
すると微かに顔を上げ、私を見た
??「何者じゃ…」
独特な喋り方だが、これ以上話させると危険だ。
私は指をパチンと鳴らし、女の傷を治した
「あんま女が顔に傷作るんじゃない」
そう云い、後ろで待機していた人物達の横を通る
「そう警戒すんな。運ぶならさっさと運べ
__じゃあな」
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猫(プロフ) - 面白いです!応援してます! (6月29日 20時) (レス) @page15 id: ff465b59e9 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - 葉瑠さん» コメントありがとうございます。私の作品一覧のページにも書いてあるのですが、私は基本作品はPCでの作成なので改行等についてはご了承下さい。 (2022年10月18日 22時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
葉瑠 - とっても面白いです!硝子さんのドライ具合が良きですね…。ところで意見なのですが、スマホで見てると空白が多くてちょっと読みにくいかなぁと感じました。あくまで一個人の意見なのでお気になさらず… (2022年10月18日 22時) (レス) @page11 id: 930da53c33 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - アルドノアさん» コメントありがとうございます。猟犬所属ver.もいつか書きたいとは思っています (2022年10月18日 18時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
アルドノア - 姐さんだったとは!!確かに赤髪ですね。 (2022年10月18日 18時) (レス) @page7 id: 2ae71c88aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響輝 | 作者ホームページ:
作成日時:2022年10月15日 18時