【文スト×呪術廻戦】パンピー拒絶系呪術師の迷ヰ犬廻奇譚。３ (ページ24)

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123話ページ24

　
　
　

固まる双黒の二人と黙ってる悟。
　
　
　

私はそのまま続けた

　
　

　
　
「呪術師は一種のマラソンゲームだ。

しかしその先に待つは強者(なかま)達の屍の山
　

　
　

弱者の生んだ呪霊(異物)の処理に強者が出向き、

結果、強者が次々と死んで
何も出来ない猿共が生き永らえる。

　

そんな世界じゃ、少なくとも私は
心の底から笑えない」

　
　
　
　
　
　
　

中原(俺も昔は『力の責任を果たす』とか言ってたが

此奴はまた別な感じか。

でも似てる部分も確かにある)

　
　
　
　

　
　
　

　
　
　

「悟。君には話した筈だよ

　
　

君にとって『出来もしない事をセコセコやる』という事は

私にとっては重要な事なんだ。

　
　

　
　

　

色々と考えたけど、私の選ぶ本音(・・)はコレだ。

死ぬ覚悟も出来てる。殺したいなら今ここで殺せ

　
　

それには意味がある。意義もね。

最早『大義』ですらある」

　
　

　
　
　

　

　
　
　

　
　
　
　

　
　
　
　
　

私は彼らの方を向いた。
　
　

悟はじっと私を見ていた。
　
　

　
　
　
　
　

　
　
　

　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　

　

　

　

「色々と計画の内さ。

所々でアクシデントは起きたが許容範囲内。

　
　
　
　

もう他の道に移る事は無い」