No.13 ページ13
廃墟である骸砦から
霧に覆われたヨコハマを眺める。
様々な異能が所持者と戦っている
「Aさん」
ドストエフスキーに名を呼ばれる。
私は振り返る事なく次の言葉を待つ。
「澁澤が我々に
面白い物を見せてくれるそうですよ」
「…そうですか。ご自由に」
私がそう返事をすると
ドストエフスキーの笑い声が耳に届く。
「_やはり貴女は是が非でも手に入れたい。
如何です?
この件を機に、僕の組織に寝返りませんか?」
「…もう少しマシな口説き方をして下さい。
その程度なら
太宰さんの口から聞き過ぎて既に飽きています」
「面白い。判りました
それではまた、後ほど御逢いしましょう」
鼠は私に背を向けて去って行った。
私は塵をはらって窓辺に座る。
(人虎と芥川さんか…。異色なコンビ
でも、太宰さんらしいか)
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響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年12月29日 14時) (レス) id: 5462491365 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - さっそくありがとうございます!!本当に嬉しいです。さまざまな作品を書いていらっしゃるので大変かと思いますが頑張ってください! (2022年12月29日 1時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - カノンさん» はじめまして、コメントありがとうございます。他作品の更新を優先させていただいているのと、私情により、全作品の更新が以前に比べて遅くなっております。この作品も近々必ず更新致しますので、気長に待って頂ければ幸いです (2022年12月28日 16時) (レス) id: 5462491365 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - はじめまして、続きを読みたいのですが書いていらっしゃいませんか、? (2022年12月28日 16時) (レス) @page12 id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響輝 | 作成日時:2022年8月28日 22時