【ワンピース×文スト】太宰、海賊になる。 (ページ42)

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番外編【包帯の下は…】ページ42

　
時は遡り、頂上戦争終結1週間後＿＿＿＿＿
　
　
ー太宰 sideー

　

エース「なあシュウ」
　

「何です？」
　
エース「お前、見ればほとんどの部分に
包帯巻いてんじゃねーか。怪我か？」
　
　

・・・はーい来た来たこの質問！
　

前に敦くんにもされたけど
あの時は“腕”って言われたから答えられたのだよねぇ…
　
　

太宰(今回はどう揶揄おうかな)
　
　
　

エースさんの横には何故かルフィさんも居る。
　

ルフィ「俺も気になってた！怪我してんならムリすんなよ！」
　
エース「…あ、言いたくなけりゃ良いんだ！」
　
　

焦りだしたエースさんを見て、
私はゆっくりと腕の包帯を撫でた。
　
　

　

「この包帯の下には」
　
ゆっくりと目を閉じながら話す。

　

エース「…っ、おい。無理して話さなくても＿＿」
　
　

　
「今はもう消えない、あの時代の傷が…ッ」
　
　
顔を下に向けて、腕を掴みその手に力を籠める。
　

　

　
「人に見せられる体をしていないから…
私は、実家の村でもッ…」
　
　

ルフィ「シュウ…！？」
　
　
エース「悪かった。もういい。もう良いからな。大丈夫だ」
　

「ｯ…！！」
　
　

太宰(拙い。嘘だと云いづらくなってしまった…)
　
　
　

　
海賊の日常記録①【包帯の下には…】