【ワンピース×文スト】太宰、海賊になる。 (ページ33)

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太宰(うわ‥‥)

鳴った電伝虫を引いた目で見ていると、
後ろの扉が開いてさっきの二人の声がした
　
　
　

マルコ「出ねぇのかよい」
　
エース「ルフィか？」
　
　

　
「…違いますよ」
　
　

仕方ないから出る。
　

「はぁ…。私に何か用かい」

　
電伝虫の相手はガープさんだった
　
　

ガープ『儂じゃ。まさか出るとは…
貴様に質問の答えを直接聞こうと思ってな』
　
　

「へー」
　
　

エース(質問？何か知ってるか？)

マルコ(知らねえよい。というか口調違いすぎだろい)
　

　

　
「一つ、私についてお教えしましょう」
　

ガープ『？』
　
　

「私にとっては、正義も悪も…然程違いはありません。

今までの人生でその両方を経験してきましたが
退屈である事に変わりありませんでした。

私は海賊にも海軍にも興味はありません
ですが、海賊になる方が
私自身の目標に近づけるのではないかと推測したんです」

　
　

ガープ『目標ォ？』
　

「…これ以上は話せませんが。
活躍報道を愉しみにしていますよ」
　
　

ガープ『待て、お主＿＿』
　
　

ガープさんの言葉を無視して通話をきり
私はその電伝虫を海へと投げ捨てた
　
　

　

「わー飛んだ飛んだ。それに跳ねた！」
　

電伝虫が跳ねる様子に少し感動していると
後ろのふたりに何故か怒られた