シルヴァ家次女は、もうひとりのおちこぼれ。【ブラクロ】 (ページ44)

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もうひとりの　３９ページ44

いつもより少ない団長たちが前に出て行き、
魔法帝も遅刻者の事は諦めて功績発表をしていた。

　

ユリ「気を取り直してじゃあ順位をいきなり発表しちゃうよ～！！
1位は…“金色の夜明け”！！
星の数はなんと１２５コ！！」
　

喜ぶべきなのかはわからないため、
何もせずただ見ていた。

ユリ「金色の夜明けは今期も素晴らしい活躍を見せてくれた！
それでは星取得に最も貢献した団員の一人に登壇してもらおう！！

風の精霊シルフを従えた期待の新人、ユノ！！」

　

魔法帝に呼ばれ、ユノくんが舞台に出て行く。

その傍らには、風の精霊のベル。
　

‥‥‥と。

ルノア「だぁから君はいつまでたっても“チビ”で“子供”なんだよ！
私を見習え！そしてちゃんとご主人の云う事聞け！！」

　

『何でいるんだよ。』
　
私が従えた光の精霊、ルノア。

　

皆ｻﾞﾜｻﾞﾜし始めちゃったよ…。
　

早く回収に行かなくては。
魔法帝が我慢できなくなる。
　

『失礼します…！！』

私は光速でルノアの所へ行った。
　

『何してるんですか。』
　

ルノア「あ、A～！！
聞いてよ、ベルが…」

『もう恥ずかしいので黙っててください。』
　
　

結局、私が誤ることになってしまった。

　

　

　

　

『はぁ…。』

　
3位 “銀翼の大鷲” 星の数１００

4位 “碧の野薔薇” 星の数８３

5位 “紅蓮の獅子王” 星の数７６

6位 “翠緑の蟷螂” 星の数６９

7位 “珊瑚の孔雀” 星の数６７

8位 “紫苑の鯱” 星の数５１

9位 “水色の幻鹿” 星の数４９

その後、最下位となってしまったリル団長が、
アスタさんに詰め寄って「何したの！？」と訊きまくっていた。
　

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銀翼の大鷲団の星の数が違うのは、
Aさんの活躍です！！