シルヴァ家次女は、もうひとりのおちこぼれ。【ブラクロ】 (ページ35)

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もうひとりの　３０ページ35

まあ、ソリド様との喧嘩は戯れだ。
　

問題は、団長との喧嘩。

勝てたことは数回しかないし、その“数回”も
両手で数えられる程度。
　

…ネブラ姉様も結構危険。

料理を２人でしていた時も、
普通に教えていたら何故か喧嘩へ発展していって←

団長に叱られ、ソリド様には呆れた目で見られた。

・・・・・・私の方が等級上なのに。

　

『会場はあっちですよ。
向かいましょうか？お２人とも。』

　

ヴァ「そうだね。」
　
ラン「シルヴァ家の喧嘩っていつもあんななの…。」
　

『あぁ、ソリド様とのはただの戯れですよ。
ネブラ姉様か団長との喧嘩は魔法帝により接近禁止命令が出されるほどです。』

　

ラン「やば…。」

　
『む、私だって怒るときは怒るという事ですよ。』
　

ヴァ「まあ、戻ろうか。」
　

『ですね。』

　

　

　

『はい、じゃあどうぞ。
また後日。』
　

ラン「君は？」

『私は結構ですよ。
そろそろ明日の任務の準備なので。』
　

ラン「じゃあ僕らも帰りますか。」

ヴァ「だね。」

　

『いや、何でですか。』
　

ラン「だって僕らの目的Aだし。」

ヴァ「じゃあ、失礼するよ。」

　

『何で来たんですか・・・・。』
　

その翌日は、少しﾑｽﾞﾑｽﾞした。