シルヴァ家次女は、もうひとりのおちこぼれ。【ブラクロ】 (ページ27)

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番外編　ページ27

「婚約者居ます勘違い」

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ミ「そういえば、Aさんが
御婚約をなされたという噂を聞きましたわ。」

ラン「は？」
　
ユノ「そうなのか。」

ヴァ「へえ」

　

ミ「私、先程銀翼の大鷲団のアジトへお邪魔させていただいたのですが
見慣れない男性がAさんの自室へ入っていくのを見ましたの！」
　

ユノ「どんな奴だったんだ？」

ラン「・・・。」

　
ヴァ「気になるね。」

　

ミ「私も、お名前は存じ上げませんが…。
凄くお綺麗で、Aさんと並べばお似合いの婚約者に見えますわ！」

　

一同は絶句した。

「彼女に似合うほどの男が居るのか」

「個人的に気になる」

「会って似合うかどうか確かめたい」

　

…など。
　

各々に思うところはあるらしい。

　

結局、親しい？仲である
ランギルスに言ってくるのを待つ、という形となった。

　

　
　

そして、運よく
金色の夜明けと銀翼の大鷲との潜入任務が入ってきた。
　

ヴァンジャンスは当然のように、
ランギルスを指名した。

　

＿任務にて＿
　

来たのは、やはりAだった。
表情や態度には何も出ていない。

　

　

任務終了後。

銀翼の大鷲のアジトへAと共に向かっている時
ランギルスは、直球に聞いてみた。

　

ラン「ねえA。」

『なんですか？』
　

ラン「Aは、

　

　

婚約者とかいるの？」