シルヴァ家次女は、もうひとりのおちこぼれ。【ブラクロ】 (ページ13)

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もうひとりの　１１ページ13

『友達…ともだち…トモダチ…と…
　

あっ、ありました。』
　

さぁ、皆さん。
私は今何をしているでしょうか？
　

ﾁｸﾀｸﾁｸﾀｸ…ﾎﾟｰﾝ！ ←

　

正解は、ネブラ姉様に「友達とは何か」と聞いて、

「辞書に載ってないの？」と言われたため、探しておりました！
　

ネ「なんて書いてあるの？
私も、意味まではきちんと理解していなかったわ。」
　

『ともだち【友達】
親しくつき合っている人。友人。友。

その他の言い方で「友人」「親友」
「知己」「旧友」「級友」ともいうらしいです。』
　

ネ「言葉って深いのね。」
　

『ですねぇ…。』
　

ネ「この紅茶、おいしいわね。」

『本当ですか？
この前任務で出かけた時に買ってきたんですよ。
　

オーダーメイドも受け付けているらしいです。』
　

ネ「今度一緒に連れて行ってくれるかしら？」
　
『勿論です。』
　

友達…かぁ。

　

ネ「ところでAは、誰と友達になったの？
それともなりたい人でもいるのかしら。」
　

『金色の夜明けの副団長さんですよ。
この前医務室で“色々と”お話ししたんですよ♪』

ネ「…楽しかったのね？」
　
『だって、初めての友達ですし！
…弄ると顔真っ赤にするんですよ彼。』

ネ「…交際はしてるの？」

『彼は親が勝手に決めた婚約者がいると言っていました。

何故か嫌がっているようにも見えましたが…。
何ででしょう』
　

ネ「それは私にはわからないわ。」
　
『ですよね…。すみません。』
　

ネ「いいのよ。
…！」
　

『・・・団長、お疲れ様です。』
　

ノゼ「あぁ。

　
……何をしているのだ？」
　

『お茶会です！
団長もどうですか？美味しいんですよ。』
　

ノゼ「…数刻のみだがな。」
　

ネ「『！』」
　

珍しい。
でも、意外と新鮮でいいかもしれない。
　

　

その後、さっきの話をすると
団長は何故かキレていた。
　

　

　

『？』
　

ネ「はぁ…。」