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学校が休みに入るとすぎる1週間はめちゃくちゃ早くって
今日は水瓶座流星群のピークの日。



時刻は夜中の1時
あの日言った通り海斗は都内でも有数の流星群が綺麗に見れる場所を探してくれて
そこでレジャーシートを敷いて2人座っていた。



穴場な場所であって私たちのほかには誰もいない。
2人だけがこの漆黒の空に輝く星を独占しているようで
なんて贅沢なんだろう 。



深い黒に輝く無数の星はいつもの何倍も綺麗に見える。



夏とは言え1時にもなると少し肌寒い。
そんな私に海斗がそっと肩にブランケットをかけてくれた


彼氏の鑑だな 此奴は 。



時刻は1時48分


そろそろピークの時間で ワクワクしてくる
海斗もさっきまでは大きな口を開けてパカパカあくびをしていても
時間が迫ってくると楽しみなようで 小さく まだかな 。
って言ってるのが聞こえる。



小さい子みたいで可愛い。



ぽけーっと空を見上げていると
1つの流れ星が通った。


『 あ!きた!!』


あの1つを皮切りにいくつもいくつも流れていく星たち。


『 めちゃくちゃ綺麗 、』


ずっと星を眺めているとシートの上に置かれた私の手が温もりに包まれた



海『 A ? 』



海斗に呼ばれ振り向くと塞がれた唇 。
ゆっくりと離れると右側の口角をキュッとあげ



海『 ロマンチックでしょ? 』


なんて得意げに言ってくる。
それを軽く流すと急に抱き上げられ
海斗の膝の上に座らせられると後ろからぎゅっと抱きしめてくる 。


ブランケットなんていらないくらいだ 。


海『 俺 Aと見れてよかったわ 』


その言葉に嬉しさがこみ上げ 肩に回された腕にそっと手を添えた。



ピークを終えた流星群


真っ黒な空に浮かぶ星はさっきよりも寂しそうに見えた


『 ねえ、海斗 』


海 『 ん? 』


『 また一緒に来てくれる? 』


海『 当たり前 。 』



時刻は3時になる10分前
また何万光年も旅した流星群を
海斗とみれたらと今更ながら星に願った。



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君スピ公開記念 天体観測with里見
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うみ→←何万光年もの奇跡



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ぺんちゃん(プロフ) - 万歳三唱 (2019年5月3日 0時) (レス) id: b91641893d (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます!君スピの公開が終わりかけてきたら連載させていただきますね!それまでお待ちいただければ嬉しいです! (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 美紀さん» 喜んでいただけて嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 涼宮美桜さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 初めまして。こちらのお話とても面白くて大好きです!もし宜しければ君スピのお話も書いてください!!! (2019年4月17日 23時) (レス) id: a2679f6075 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずめ 。 | 作成日時:2019年4月1日 11時

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