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少ししょっぱめのものを食べた後は
甘いものが食べたくなるのが人間だと思う。
熱いし アイスかかき氷か。
冷たくて甘いもの食べたいな 〜 。
でも動くのもちょっと面倒。
と 1人考えていると
海『 アイス 食べたくない？ 』
と海斗が言い出した。
流石過ぎる。
『 食べたい！私バニラがいいなあ 。』
海 『 わかった 。Aは？行かない？ 』
『 ん！待ってる 。 』
海『 まじか、どっか行ったらだめだよ？ すぐ戻るから。 』
そう急いで告げるとさっと走って行った海斗。
なんでだろう。とは思ったけど アイスが楽しみすぎてもうどうでもよくなった。
携帯をいじりながら海斗を待っていると
急に声をかけられた。
お兄さん『 ねえ、君1人なの？ 』
その声の方を向くとチャラチャラした金髪の男の人が2人。
世間一般的には格好いい部類なのかな 。
正直ニタニタしてて気持ち悪いとしか思えなくて
とりあえず無視を決め込む。
お兄さん 『 え？無視？ お姉さん聞こえてる？ 』
馴れ馴れしく私の隣に座り肩を掴まれる。
本当に勘弁してよ 。
そう思っていると 大好きな彼の声が聞こえた。
海『 俺の彼女に何か用ですか？ 』
お兄さん達はパッと海斗の方を上から下まで見ると
どこか敗北感を感じたのかそそくさと退散した。
静かに私にアイスクリームを渡す海斗の表情は曇っていて 少し控えめに
『 海斗 、ありがとう 。助けてくれて 。』
海『 ん、ごめん 。』
『 嫌 、なんでよ 大丈夫だよ？ 』
海『 もう少し早く帰ってくればよかった 。 』
『 来てくれるって思ってたからいいよ 。ほら溶けるよ？ 』
珍しく何処かしょぼくれた表情の海斗 。
チビチビと少し溶けたアイスを頬張っている。
少しでも笑顔になって欲しくて
いつもの私からは考えられないことを１つ
彼にやってみようとおもう。
『 ねえ 海斗 。 』
海『 何 ？ 』
私の方に向いた彼の頬に手を添えると
口付けを１つ落とす 。
海『 は 、？ 』
一瞬時が止まったかのようにフリーズすると
途端に口元が綻ぶ海斗 。
喜んでくれたようで何より。
それからというもの
海斗は午前中よりにこにこしながら
自分のチョコアイスを頬張っている。
単純で5歳児みたいな君が好き。
なんて言ったら怒られるだろうな。
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ぺんちゃん(プロフ) - 万歳三唱 (2019年5月3日 0時) (
レス) id: b91641893d (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます！君スピの公開が終わりかけてきたら連載させていただきますね！それまでお待ちいただければ嬉しいです！ (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 美紀さん» 喜んでいただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ。(プロフ) - 涼宮美桜さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月22日 23時) (レス) id: eb9b5347c3 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 初めまして。こちらのお話とても面白くて大好きです！もし宜しければ君スピのお話も書いてください！！！ (2019年4月17日 23時) (レス) id: a2679f6075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずめ 。 | 作成日時：2019年4月1日 11時
