里見カップル . 。

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午後になりもうすぐ5時間目が始まる。

次は体育。
男女とも体育館でバスケをやるらしい。
昼休みの残りが少なくなり みんなが着替え始めた 。

時計を見上げた海斗は


海『 あー、もうこんな時間か 』


と呟くと私の耳にキスを落とし


海『 Aも着替えな？ 』


と私を下ろした。いつもの数億倍甘ったるくて調子が狂う。



季節は秋
少し肌寒く感じ始める頃 。着替えの入った袋の中を開けると中には体育着だけ。
あれ、ジャージない。そういえば洗濯してあったかも。最悪 。


体育着に着替え廊下で待っててくれてる唯月達の元へと向かう 。


『 おまたせしました 〜 』


愛『 A ジャージは？ 』


『 多分忘れた 』


涼『 多分ってなによ 〜 』


なんて話しながら移動していると襟首をきゅっと掴まれた
突然のことに少し首が詰まる 。
パッと振り向くと其処には海斗がいた 。


『 どうしたの？ 』


すると海斗はなにも言わず 私にぶかぶかのジャージをかぶせた 。


海『 風邪引くから着といてよ 。』


『 え、いいよ 。大丈夫 。』


海 『 嫌 、強制 。』


はい 手入れて 〜 と幼稚園児に言うみたいにして着させる 。
遠くの方で唯月たちが私を早く早くと急かしてる。


『 ありがと 、また体育館でね？』


と海斗に手を振り唯月たちの方へ駆け寄る。
するとすぐ弄ってくるのがこの子達であって


唯『 何 彼ジャー ？』


涼 『 相変わらず仲が良いこと 〜』


愛 『 里見 って名前入ってんのいいよね 』


なんて言って写真撮ってくる。
恥ずかしいんですけど 。

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