検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:5,227 hit

よん。 ページ5

-屋上。-
夏渚『冷たい風...死ぬには丁度いいくらいね。ふふっw』


普通、死ぬというのに笑う人は少ないだろう。

私は自ら「死」を選んだ。負けて死にたくない。

...そうか。私は「手術」という賭けから逃げたんだ。

私は...やっぱり弱い。嫌ってもらうという馬鹿な考え方で。

自×という逃げで、この世を去るんだ。

いや...もうそんなことも考えなくていいよね_____

私は、病院の屋上から飛び降りようとした。その時。


バン!_____


屋上の扉が開いて、凛空が入ってきた。


凛空「姉ちゃん!何してんだよっ!」


夏渚『ごめんね、凛空。私は病気に負けて死にたくないの。だから___死なせて?』


凛空「駄目だよ!まだ生きられるんだ!姉ちゃん...いや、夏渚ちゃん!」


ズキンッ_____


あれ?頭が...痛い。鈍器で殴られたような衝撃により私は気絶した。

...ここはどこだ?...!?あれは、過去の私と家族。

ここは、孤児院?あれは...あの小さい子は凛空?

つまり、私と凛空は本当の家族じゃない...?

それならば、なぜ私が死ぬのを止めるの.....?


凛空「姉ちゃん!?先生!姉ちゃんが起きました!」


先生「気分はどうだい?あ、手術は終わったんだ。
君が気絶している間にちょちょっとね。」


夏渚『ん、んん...気分は、まぁまぁですかね。というか、手術はや!』


凛空「莉央ちゃんには手術成功して治ったって言っておいたよ。」


夏渚『ありがとう。でも...私はアノコに顔向けが出来ない。
だから私は、転校する。東京から、栃木に。』


凛空「...わかった。というか、これまた変なところに。」

ご。→←さん。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふる。 | 作者ホームページ:http://sakura///satomi  
作成日時:2019年6月15日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。