【stpr】「生まれてから、」のお友達。【赤】 (ページ16)

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じゅうよん。ページ16

夏渚『公園なんて久々に来たなぁ...』

玲「そうなのか？」

夏渚『まぁね。忙しかったし、こっちに来たばかりだから。』

玲「ま、そんなもんだよな。お、あったあった。これ。」

そう言うと、玲は近くにあったキャリーバッグを開けて、確認した。

夏渚『何かあったの？』

玲「...いや、別に。！？...あいつは、あいつは！！！」

玲の様子が急変した。つい先ほどまで、普通だったのに...

あいつ...？玲の目線の先にはなんか知らないおじさん。

！？...まさか！！玲のオレノトキのおじさん！？

驚いたのは、それだけではなかった。

玲の目の色が黒になっている。白かったのに...黒になった？

ぼーっと考えていると、玲は目にも留まらぬ速さで

そのおじさんに近付き、話しかけた。...ってえ！？

玲「てめぇ！あんときはよくもヤってくれたな！！！」

おじさん「へへっ、もしかして玲くんかい？かっこよくなって...♪
またおじさんとするかい...？おや、あの子は？」

玲「あいつは俺の友達だ！手を出すんじゃねぇぞ？
あと、俺は玲じゃない。まぁ、お前らには分からないだろうけどな。」

玲は...本名じゃないの...？ならば、玲の本名は...？

ううん、違う。今はこっちに集中しないと。

おじさん「まぁいい。じゃあなw」

玲？「おう、俺が大人になった時には死んでるといいなぁww」

夏渚『玲...？』

玲？「夏渚、行くぞ。」

夏渚『えっあ...うん。』

-桜咲家-

ガチャ_____

夏渚『凛空～、ただいま！』

玲？「た、ただいま...」

凛空「あ、姉ちゃんおかえり！ってえ...？」

夏渚『あ、こいつは望月玲。同じクラスの友達。
...家がないの。ここに住んでもいい？』

凛空「...よろしくお願いします。桜咲凛空です。
住むの？まぁ、姉ちゃんがいいなら僕はいいよ！」

玲？「...本当は望月玲じゃなくて日向炉衣(ひむかいろい)...」

夏渚『ろい？炉衣って言うの！？いい名前だね！！！
さて、炉衣の部屋は私の部屋の向かい側たがらね！』

凛空「姉ちゃんテンションたかーいww炉衣くん、よろしくね。」

炉衣「...二人共、ありがと。よろしくな！」

凛空、夏渚「『どういたしまして！』」