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仕事中は普通やのに、なーんか俺と二人になると急に慌ててはるみたい。
どうしたんやろ。なんかやらかしたっけ。

そう考えても心当たりはなくて。ただタイミング的にあの出張がきっかけやったんは間違いない。
あのとき、水族館ではしゃいでたんを今さら恥ずかしくなったとか?うーん、でもそこまで動揺するほどやないと思うけど、普段の先輩のキャラとちゃうかったから気にしてはるんかな。
それやったら言うたほうがええんかな。

せっかくあのときでちょっとだけ距離が縮まったと思ってたのに、なんだか妙な気まずさがあるのが寂しくて。

先輩が午後のおきまりのミルクティーを買いに行ったところにそっと着いていった。





赤「お疲れ様です」

黄「っえ?!あっ、あぁお疲れ様!」

やっぱり。いつもより周りに人がおらんからか余計に動揺してるようで。



赤「…先輩?あの、僕なんかしちゃいましたかね?」

黄「え?」

赤「出張、行ったあたりから、、様子が変っていうかっ、あの、」





黄「お前、、、覚えてへんの…?」

びっくりした様子で目をまんまるに見開いている先輩。



赤「えっ?」

黄「…あれ、え?俺の幻聴やったんか…?いやさすがにそれは…」

赤「や、やっぱりなんかやらかしてるんすね?!ちゃんと謝罪したいんです、なにしてもうたか教えてもらえませんか?」

黄「え?!いやっえと、なにしたかというか、、そのぉ、、、」



顔を赤くさせておろおろしている先輩の姿にそうとうなことやらかしてもうてるんやと焦りが募る。

そこへ、



「淳太くん?どうしたん?!」

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作者名:紗緒 | 作成日時:2021年4月19日 21時

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