愛に焦がれて憧れて。【赤×黄】 (ページ13)

今日:22 hit、昨日:32 hit、合計:32,632 hit

１３ページ13

赤「ぉわ！びっくりしたー」

うしろからぬっと現れた小瀧。

桃「えへへへ、すんません。で、なんか怒られたんすか？」

赤「ちゃうわ！
　先輩が今度行きはる出張あるやろ？あれに一緒に連れていってもらえることになってん」

桃「えーーー！すごいやないっすか！ええなー

　でも先輩大丈夫っすか？」

赤「え？なにが？」

思わず顔を見上げるとにやりと笑った小瀧は耳元に口を寄せる。

桃「中間さんと二人っきりで耐えられるんですかってことです」

赤「………は？」

思わずほおけた声が出る。

桃「んふふ、先輩わかりやすいですもん。大丈夫ですよ誰にも言ってないんで」

黄「小瀧、ちょっとええかー」

桃「はい！今行きまーす！おみやげ楽しみにしてますね？」

なんやあいつ。
え？どういうこと？

突然投下された爆弾に呆然としたまま、楽し気に歩く後輩の背中を見つめることしかできなかった。