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Aside
「きんときも早くしないと麺伸びちゃうんじゃないのー？」
kn「俺もう食べ終わるよ？」
「あー！ちょっと！そっちの味貰おうと思ってたのにぃ〜…………」
最初にせっかくならちょっと分け合おうと話していたのにも関わらず、既に殆ど残っていない隣の器を唖然と見つめる。
食べるの早くない？いいや別に。淡々と且つ半分恨みを込めて聞いたのにあちらも淡々と答える。
「あーあ。最悪じゃーん」
kn「学食なんだからまたいつでも来れるじゃん」
日替わりメニューだっての！と口をとんがらせて怒ったように言うと軽くだが流石に謝罪の言葉が飛んでくる。
kn「あ、ねね。じゃあさ。学食のラーメンもいいけど、今度ここの近くのラーメン屋行かない？あそこ、美味しいんですよね〜」
「行く行く。行きます！」
kn「がっつくなぁ笑」
また彼の手中で踊らせれているような気がするが、まぁいい。
また逢える。チャンスは何回でも訪れてくれるから。
彼が私に飽きないのであれば。何度でも。
私は、逢いに来るよ。
kn「じゃ、俺まだ午後あるから」
「はーい。頑張ってね」
サンキューとでもいうかのように去り際に親指を立てるきんときに私もすかさずピースサインを掲げる。
彼を最後まで見送った後、物陰に隠れて変装を解き魔術で魔界に戻った。
・
na「おっ、おかえりA。おつかれぃー」
「なかむも生徒会のお仕事おつかれー」
na「まぁねー」
この学校の生徒会長兼、私の幼馴染であるなかむとばったり会ったので会話を交わす。
他にも2人ほど幼馴染がおり、2人とも研究科に入っている。
あともう2人も1年の時仲良くなって以来、同じ実技科のメンバーとしてもよく話す友だ。
na「いやぁーどう？まだな感じ？」
「もう全っ然よ。私の事おもちゃにしか見てなさそう」
na「おもちゃて笑」
反応がデカく昔っからやけにふわふわしている私は騙されやすい。
本気で虐められる事は無かったものの、いじられキャラを全うしていた。
きっと、きんときにもそうにしか見られていない。
私の方が上の立場になりたい。
彼を操って騙して堕としたい。
きんときには悪いけど、この私の手で。
だから早く。早く堕ちて欲しい。
例え、今の生活が無くなったとしても＿＿＿。
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最高順位59位！！こんなに高いの初めてです！
ありがとうございます!(´▽｀)
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
