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Aside
胸が熱くなった。心臓がとても痛い。
好きが溢れて止まらなくて。
「きんッ…………。きんときぃ……………ッ」
kn「泣かせてごめんね。振り回してごめん」
「私の方こそ………………ッ！！」
na「はいはいとりあえずイチャつくの禁止！！」
本当は邪魔したい訳じゃないんけどね？と何となく諭された気がしてふと周りを見てみるとなかむやみんなが遠目から私たちを見ていた。
いや、すっごく恥ずかしいんですけど。
「……スマイル……………………」
sm「……………………すまん。本当に」
スマイルが明らかに後ろめたいように視線を逸らしたので声を掛けてみるも、返された言葉は謝罪だった。
「違う！スマイルのせいじゃない。……全部私の我儘のせいで引き起こした………………スマイルのせいなんかじゃないよ」
確かに秘密事だと言った。約束もした。
ただスマイルはそう簡単に口を割るようなやつじゃないことも私は知っている。
そして幼馴染であるなかむやきりやんに隠し事は通用しないなんてこと、ぶるーくやシャークんに嘘を突き通せないことくらい＿＿＿最初から。
それでも私は彼らを裏切ろうとした。黙って逃げようとした。
そうだ。スマイルのせいでもきんときのせいでもない。
紛れもなく、私のせい＿＿＿。
kn「A………………。誰かのせい、とかそういうのあんま……良くないよね。そんなこと言ったら俺のせいでもあっちゃうし」
「ちがっ」
kn「だけど、責任の取り合いや押しつけ合いは幸せを生まない。みんながみんな自分に非があるなんて思えば結果みんなが損するだけ。だからね、A」
＿＿＿どうか、自分を責めないであげて。
包み込まれる温もり。
熱くなる目頭。
痛いほど鳴る鼓動。
その日、私はぐちゃぐちゃな感情と共に溶けてしまいそうなほど泣いた。
・
あの日から数日が経った。
私は《
きんときは悪魔になるためにごちゃごちゃと手続きを済ませている。
私も特段やることが無いのできんときと一緒に書類を眺める日々を過ごしていた。
そんなある日。
kr「きんときのことでちょっと話したいことがあるんだよね」
きりやんからの招集に何事かと重い腰を上げいつメンで集まれば彼は不安げな顔をし躊躇うように衝撃な言葉を発した。
kr「もしかしたら…………きんときは――」
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
