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きんときside
彼女は偽善気味た笑顔でこちらを見ている。この前助けた時とは雰囲気が少し違う気もするが。
それにしても今日は本当に良く口が回る。言いたくない事や言ってはいけない事までベラベラと。
「彼女を苦しめる事を言ってしまった自分が情けなくて、申し訳……なくて、」
レナ「ほんほん」
「Aは、特別な存在なはず、なのに……！！」
拳を強く握った。これがきっと本当の想い。
それでも体に違和感を覚える。口が止まらない。
全てをさらけ出させられているような。
レナ「『特別』ね………………。ねぇ、お兄さん」
刹那、彼女は少しニヤッと笑ったような気がした。
とても不気味で、それなのに耳が閉じない。
レナ「それ、“ ウソ ” なんちゃう？」
ウソ＿＿＿？
レナ「『特別』って、思い込んどるだけ。本当はぜ〜んぶ、ウソ！そう思ってただけで、ホントはただの薄っぺら〜い関係だったんちゃう？」
実際逃げられとるやろ。と海外の人かのように両手を上に向け肩を竦めた。
その言葉が脳に木霊する。まるでそれは
レナ「なぁ、その穴＿＿＿＿ウチが埋めよか？あの子の事、忘れる
八重歯を見えて笑い一歩前へ出てきた。
目の前にいるはずなのに、背後から心臓を狙われているような感覚で。
それなのにまた口は勝手に開く。今度は思ってもいない事さえ。
彼女から目が離せない。というか、離されないようにされている気分だ。
どんどん頭の中に出てる答えが黒く塗ぬぶされていく。それは夢に誘われるような。
俺が出した答えは＿＿＿＿。
・
あれからもう3日ぐらい経っただろうか。
何も変哲は無い。だからこそ心は空っぽで満たされているみたいだった。
今までどうしていたんだっけ。俺は。
何を生き甲斐として生きていたんだろう。
レナ「なあなきんとき君！ウチな、ずっとこのお店行きたかってん」
そう見せられたスマホに映るのは如何にもオシャレなカフェ。確か……別の誰かと行った時は学校の近くのラーメン屋さんだっけか。
あの時は楽しかったなぁ……だなんて珍しい。
でも、俺はその時誰と＿＿＿？
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エセ関西弁ですみません！！！！
暖かい目で見てくださると嬉しいです(泣)
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
