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Aside
br「……………………っはあぁ〜あっ！なんか疲れたぁ。つい息まで止めちゃってたわ」
sha「息は止めなくていいだろ別に」
br「いやなんかいつの間にか大事になってて。周りに人も寄ってきちゃったし？」
その屋台から暫く離れた先まで来てぶるーくが口を開く。
あまりにも一瞬の出来事に、未だ理解が追いつかない。
br「…………流石に怒ってるよね、A。ごめんね」
「……私の為だって、分かってるよ。ぶるーくはずっと優しかったもん」
br「ありがとう。…………でも僕は、僕を許せないし、きんときもまだ許してない。……僕だって、本当は分かってるよ。これはAときんときの問題であって、僕が口を挟む事じゃない。それでも、僕は許せなかった」
ぶるーくは立ち止まり空を仰いだ。悲しそうに笑っているのも、空に吸い上げられそうに。
br 「これからは僕の持論ね。……きんときは自分勝手と人助けを履き違えてる。『誰かのため』を理由に、『他の誰か』を傷つけていい理由にはならない。『誰かのため』を言い訳に使うなんて有り得ない。お節介はその『助けてる誰か』に対して迷惑をかけてるからちょっと違うよね。今回、それが身内的なAだったから余計腹が立った。少しは反省すればいいと思う……これが僕なりの見解」
もちろん、異論は認めるよ。と目を細めて笑った。
そんな顔で無理して笑わないで。お願いだから。
大切な人同士が喧嘩してるのは、見ていられないの。
sha「これからの行動はAが決める事だから。何を言おうとぶるーくは俺が制止する」
br「あちゃ〜〜。シャークんにまで敵扱いされるとは」
sha「友人としてな。むしろ感謝して欲しいわ」
私がしたい事＿＿＿＿。
ぶるーくとシャークんには本当に感謝してる。
私の為を想って行動してくれたのがよく分かるから。
でも私はやっぱり、この気持ちにケリをつけなければならない。
「……私は＿＿＿＿！」
sha「なんか、あっちの方騒がしくね？」
シャークんがそう言って指差したのは＿＿＿＿先程私達が来た道の方。
そっちにある1つの屋台に異常に人集りが出来ていた。
「射的屋………………？」
ぶるーくは何を言わず私の方を見つめる。
どうするかの選択は私に委ねる、って事かな。
もう大丈夫。言わなくちゃいけない事もわかった。
だから、待ってて＿＿＿＿。
「行こう」
私は、きんときの味方である。と。
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
