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Aside
？「…………ばぁっ！！」
「ああわぁっっ！？！？」
？「おぉぇーい。ほら〜やっぱAは絶対びっくりしたてくれるって言ったじゃん！」
？「いやコイツはびっくりするだろ。普通のやつはしないからこんなんで」
いきなり驚かしてきたかと思いきや今度は早々に悪口も混ぜ込んでくる2人組。
聞き覚えのあるイタズラ好きで眠たそうな声と、時々裏返る低音ボイスが私の目の前で掛け合いしていた。
「ぶるーく！？それにシャークんまで！！なんで…………」
br「僕らもたまたま来ててね〜」
sha「A、
「あ、いや。まぁ………………」
きんときは今不在。チラッとそっち方向を見ているとまだ何か話している様子だった。
しかも女性の方がなんかきんときに寄ってってる気がする。ちょっと距離近くない？
モヤモヤが限界に達する前に、こうやって友と出会えて平常心になれて良かった。
驚かされた上に悪口を言われた気がするがまぁ許そう。
br「暇なら僕らとちょっと寄り道してかない？今からシャークんと射的勝負しよって言ってたんだよね」
sha「なんならAも一緒に勝負してもいいよ」
「あー……でも私、きんときを………………」
待ちたい。待たなきゃ。
そう思うのに、それ以上言葉が出てこない。
きんときもあの人とばっか話してるし＿＿＿いいよね。
知らないあの人に対して嫌な気持ちを向けるのは凄く嫌だ。
「…………………………行く」
br「無理してじゃなくてもいいからね」
「ううん。私が行きたいの」
待つの疲れちゃって。と笑って見せた。
実際に思っている事だし。きんときは居ないのにこんな気持ちと一緒に虚無を待っているのは疲労が溜まって仕方ないから。
sha「じゃっ、そういう事なら行くか」
「シャークんとぶるーく、どっちが勝つかな〜」
br「ちな僕は負ける気してないけど？」
sha「俺もぶるっくになら勝てるわ」
「おうおうやってやろうじゃあねえぇか」とぶるーくが腕をブンブン振り回しながら頬を膨らます。
こう、彼らと居ると気持ちが楽になるよね。そうなんだよね？……意味の無い問いばかり。
覚悟を決め勢いよく立ち上がると、ぶるーくに手を引っ張られる。
これでいいの。もういいから。
さようなら、きんとき＿＿＿。
kn「ちょっと。俺の連れなんですけど」
これで＿＿＿良かったのに。
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うさちゃ(プロフ) - mekanさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて本当に嬉しいしとても光栄です！！これからも応援よろしくお願いします！！！笑 (3月26日 8時) (
レス) id: 1f3f4e31c6 (このIDを非表示/違反報告)
mekan - コメント失礼します！！めちゃくちゃ面白いです！！一つ一つの言葉がうまく表現されていて続きが気になりまくりました！！Nakamu さんのお話も頑張ってください！！ (3月20日 19時) (レス) @page20 id: facc464c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2023年7月27日 12時
