46、刺客 ページ47
きんときside
Aとのお出かけの目的は確かにぶるーくの事を聞く事で合っている
Aがぶるーくの事をきっと想っている事は何となく察しがついていたから
俺がAと離れるのが悪かったんだ
御手洗から出てくると彼女は知らない男と話していた
その男はぶるーくでも他のやつでもなかった
でもAと仲良さげに話しているようだ
しばらく2人の様子を見ていると2人とも歩き出そうとする
流石にそれは…と思いながらA達を追いかけようとするとスマホが震えた
見ると画面には『A』と書いてある
驚きAの方を見るとやはり耳にスマホを当てている
慌てて電話に出るとやっぱり本人、Aからだった
「あ……も、もしもし、A？」
《きんとき君、ごめんね。…急用が出来ちゃったから先帰るね。今日はありがとう》
「………うん」
おかしい、そんなにあの男に用があるのか
しかも帰るだなんて、絶対に変だ
声色でバレないようにいつも通り「こちらこそありがとう」と返す
電話越しでも聞こえる、隣からの男の声
見られてなくてもバレバレだよ、A
電話を切り大きなため息をつくと
ゆっくりぶるーくの所に行って話そうと思った
・
「…って言う事があったんだけど、知ってる？」
br「逆に僕が知ってるとでも思ってる？？？」
「あー…ね」
ぶるーくにさっきの事を話すと結構半泣きな顔をして逆ギレしてくる
もうそろそろ自然にくっ付いてくれると思ってたんだけどなぁ…まさかの刺客
一体彼が誰なのか、Aにとってどういう人なのか
それが知りたいのにとモヤモヤした
br「僕どうしたらいーの〜！！！」
「まぁ…彼が誰なのか探ってから気持ち伝えるかな」
br「あ〜！ムリー！！！」
「妙に弱気だね…なんで、お似合いじゃん。自信ないの？」
br「元々は結構あったけどその話聞いたらなくなっちゃったじゃ〜ん」
「それはそうだけどさ……」
なんで、早く結ばれたらいいのに
なんて思っているとインターホンの音がした
誰か来たのか、タイミング良いのか悪いのか…
？「……ぶるーく」
br「………あ、え」
「きりやんじゃん…どしたん、急に」
鍵開きっぱだったのかと思いつつも突然のきりやんの訪問に少し戸惑う
しかも空気が何処と無く重い
この2人、絶対何かあったじゃん
「何があったか2人とも話しなさい」
br「…きんさん……」
kr「…ぶるーく、話に来た。きんときにはまた後でそれ話すから」
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うさちゃ(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！終わり方はこだわったのでそう言って頂けてとても嬉しいです！！！ぜひぜひいつでもまたこの作品を読み返しに来てくださいね！( ‘-^ )b (7月1日 16時) (
レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとうございます！めちゃめちゃ感動しました、8話のあなたの声がでどこかで見たことあるようなで関わりあったんだと確信しました勿論キュンとする所もありますし感動も超大きかったです！終わり方も綺麗でとても面白かったです！また読みにきたいと思います！! (6月12日 16時) (レス) @page50 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
うさちゃ(プロフ) - マリスさん» コメントありがとうございます！すみません多分間違いです……笑 ご指摘ありがとうございました！訂正しておきますね (2022年2月28日 16時) (レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
マリス - 1ページのやつ、2位の人2人いるのは正常ですか？ (2022年2月27日 2時) (レス) @page1 id: 5a5e58fa7b (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ、ライム、推し悪。 - うさちゃさん» 全然構わないです！(こちらこそ遅くなってしまいすみません！) いえいえ。好きでやってるだけですし〜支えられてるのなら良かったです！ 気長に待ってます！ (2021年6月18日 22時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2021年5月1日 13時
