44、誓った ページ45
Aside
口に含んだカフェオレを思わず詰まらせる
どんな感じと言われても…
「一方通行だよ、きっと」
自分で口に出しといて悲しくなる
てか言葉足らず過ぎるか、と思ったがきんとき君は察したように話し出す
kn「そうかなー？俺は違うと思うけど」
きっと私が欲しかった言葉をきんとき君はくれる
こういうの慣れているのだろうか
まぁいかにも王子様って感じはする
「はぁ…ぶるーく君はどう思ってくれてるんだろ」
kn「まぁ…そこは頑張ってよ」
「頑張ってって言われても…」
kn「だって俺から出来る事は多分無いからさ」
「それはそうだけど…」
そう言ってもう一口、口に含んだ
カフェオレのほろ苦さと少しの甘さが私の胸を安心させた
kn「うーん。俺は想いを伝えないと進まないと思うけど」
「告白しろって？」
kn「強制では無いよ？」
「分かってる。けどもしまた…」
kn「…また？」
「……裏切られたら」
＿＿＿＿私は立ち直れない
kn「…そっか。じゃあ、尚更しないとね」
「…え？」
kn「俺はぶるーくは絶っっっ対！裏切らないと思ってるから」
「…それもそっか」
きんとき君はとても真剣な目で言ってくれた
それだけぶるーく君をとても信用しているんだ
凄いな、この人達は
“ ぶるーく君は裏切らない ”
そう私も信じようと心から誓った
・
カフェでの話が終わりまたきんとき君と買い物を一緒にしていた
そして今きんとき君は御手洗に行っている
1人ボーッとしている時だった
＿＿＿＿＿彼が現れたのは
「…！！！亮…君…」
思わず飛び出すように走った
あの時話しかけられなかった後悔と
どうして突然姿を消してしまったのかを
私を嫌って捨てたのかもしれない
もう二度と関わりたくないと思ってるかもしれない
だけどそれだけは聞きたかった
あんだけ私、 “ 信用していた ” のに
？「痛っ………え…？」
「亮…君…だよね…」
亮「なんで俺の名前…を………あ」
そう言って思い出したかのように亮君は目を見開いた
亮「なんで…俺忘れて……
A…だよな…？」
亮君が私の名前を呼んでくれた
嬉しかった、けど何処か胸がチクッとした
亮君に今1人？、と聞かれ戸惑ったが
思わず頷いてしまった
申し訳ないがきんとき君には後で電話をしておこう
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うさちゃ(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！終わり方はこだわったのでそう言って頂けてとても嬉しいです！！！ぜひぜひいつでもまたこの作品を読み返しに来てくださいね！( ‘-^ )b (7月1日 16時) (
レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとうございます！めちゃめちゃ感動しました、8話のあなたの声がでどこかで見たことあるようなで関わりあったんだと確信しました勿論キュンとする所もありますし感動も超大きかったです！終わり方も綺麗でとても面白かったです！また読みにきたいと思います！! (6月12日 16時) (レス) @page50 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
うさちゃ(プロフ) - マリスさん» コメントありがとうございます！すみません多分間違いです……笑 ご指摘ありがとうございました！訂正しておきますね (2022年2月28日 16時) (レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
マリス - 1ページのやつ、2位の人2人いるのは正常ですか？ (2022年2月27日 2時) (レス) @page1 id: 5a5e58fa7b (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ、ライム、推し悪。 - うさちゃさん» 全然構わないです！(こちらこそ遅くなってしまいすみません！) いえいえ。好きでやってるだけですし〜支えられてるのなら良かったです！ 気長に待ってます！ (2021年6月18日 22時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2021年5月1日 13時
