27、好きです ページ28
きりやんside
彼女を見つけた時は随分焦ったもんだ
最初あった時より髪が乱れていて走ったていた事がすぐに分かった
彼女をナンパしていた男たちを追い払うと彼女とベンチに座った
彼女ともっと話したい、何か話せないか
そう考えて出てきたのがぶるーくの話
今は出したくなかった
出来れば俺と彼女の2人だけの世界で居たかった
そう願うのは俺のワガママか
俺から切り出しておいてぶるーくの話をすると興味がありそうに聞く彼女を見てて胸が痛くなった
A「私最初は凄い嫌だったけど、今はこうやってきりやん君や他のみんなと仲良くなって良かったと思う。ぶるーく君に凄く感謝してるんだよね」
彼女はそう言い微笑んだ
その顔が愛おしくて、ずっと見ていたくて
俺だけのものに、したくて
平然を装い返事を返す
それでも彼女がまた甘い言葉を口にするものだから心臓がもたない
こちらこそ、とは言ったもののこれ以上この関係を続けていたいとは思わない
もう、この感情を放っておけない
＿＿＿＿＿好きです
全身が熱くなって
きっと真っ赤になってる顔をバレないようにそっぽ向いた
ずっとこの空間が続けばいいのに、なんて
きっと誰かが許してくれない
《きりや〜ん！》
そいつの存在が頭から離れなかった
A「もう大丈夫だと思うし、行こう」
「…そうだな」
A「ぶるーく君達、心配してるかな」
「………そうだな」
･
br「はぁ…はぁ……本当に心配したんだから！」
A「いや…ごめん…」
na「急にいなくなってぶるーく泣きそうだったもんな」
br「ちょ、それは言わないお約束でしょなかむさ〜ん！」
kn「きりやん、見つけてくれてありがとな」
「俺は別に」
br「シャークんとスマイルは先に場所取ってるらしいから行こ〜」
「うん…！」
彼女はぶるーくの言葉を聞くと嬉しそうに笑顔を見せた
その笑顔は俺に見せる笑顔とは違って見えて
やっぱり叶わないのか、と1人俯いた
「どうした？きりやん君。行こ」
それでも俺に話しかけてくれるから
やっぱり忘れられない、諦められない
kr「うん」
呟くように放った言葉は彼女には届いているだろうか
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うさちゃ(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！終わり方はこだわったのでそう言って頂けてとても嬉しいです！！！ぜひぜひいつでもまたこの作品を読み返しに来てくださいね！( ‘-^ )b (7月1日 16時) (
レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとうございます！めちゃめちゃ感動しました、8話のあなたの声がでどこかで見たことあるようなで関わりあったんだと確信しました勿論キュンとする所もありますし感動も超大きかったです！終わり方も綺麗でとても面白かったです！また読みにきたいと思います！! (6月12日 16時) (レス) @page50 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
うさちゃ(プロフ) - マリスさん» コメントありがとうございます！すみません多分間違いです……笑 ご指摘ありがとうございました！訂正しておきますね (2022年2月28日 16時) (レス) id: 18a8eef428 (このIDを非表示/違反報告)
マリス - 1ページのやつ、2位の人2人いるのは正常ですか？ (2022年2月27日 2時) (レス) @page1 id: 5a5e58fa7b (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ、ライム、推し悪。 - うさちゃさん» 全然構わないです！(こちらこそ遅くなってしまいすみません！) いえいえ。好きでやってるだけですし〜支えられてるのなら良かったです！ 気長に待ってます！ (2021年6月18日 22時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさちゃ | 作成日時：2021年5月1日 13時
