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今日、私は東都市にある「帝丹高校」という高校に転校してきた。
先生の後に続き、賑やかな教室に足を踏み入れた。
ザワッ
し、視線が痛い!
先生「はーい。転校生を紹介します」
生徒1「よっしゃ!女子だ!!」
2「わっ、髪の毛すごい色」
3「きれーい!」
特に髪の毛への視線は半端なかった。
だよなー。
こんな髪色の人なんて日本にいるわけない。
コスプレイヤーなら別だけど、これ、地毛なんだよな。
先生「はーい、静かに。じゃあ、自己紹介いってみよう!」
『産屋敷Aです。どうぞよろしく』
ペコリと首の裏が見えるぐらい頭を下げた。
なんか気まずいのですが……
そっと、顔を上げる。
全「「「「「よろしくね!」」」」」
ううっ……良かった。皆いい人だ……
先生「じゃあ、席は窓側の空いてる席にしようかな」
そ「じゃあ、ここですね! おいでAちゃん!」
『はい』
─────────
────
席は工藤新一のものみたいだけど、、彼は探偵のお仕事で忙しいらしい…………という事になっているらしいので使わせてもらっている。
ーー休み時間
ら「私、毛利蘭です!よろしくね!」
そ「私は鈴木園子。蘭の親友よ!」
『毛利さんに、鈴木さんですね。よろしくお願いします』
ペコッと頭を下げると、またもや気まずさが。
そ「やーね! 同い年に敬語なんて不要よ! それに名前で呼んでよ!苗字なんて堅い堅い!」
ら「うん、そうだよ。こっちもAちゃんって呼ぶから私のことは蘭って呼んで!」
そ「私は園子ね!優世!」
『はい。蘭に園子!』
私はニコリと微笑んだ。
そんな私に2人は顔を綻ばせた。
そ、ら「「可愛い!!!」」
『へ???』
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きゃーぽん(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2020年9月29日 18時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年8月30日 9時