マフィアな私は……………… (ページ18)

今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:43,025 hit

１５ページ18

安室side

安「あれ？梓さん？」

さっきまで隣にいたはずの彼女が一瞬で姿を消していた。

きょろきょろと彼女の姿を探すと、蘭さんたちの所にいた。

そういえば、ずっとコナンくんがあそこにいるな。

彼も探ろうとしているのだろうか。

全く。本当に小学生なのか？

呆れながらお皿を拭いていると、梓さんの語り声が聞こえてきた。

梓「Aちゃんみたいなアルバイト生ならポアロは繁盛間違えなし！それに転校生なら顔見知りもいないし、変装してしまえばどこの高校だかバレませんよ！！

ぜひっ！ぜひぜひ！ここで！！」

『ええっ！？でもこんな髪じゃすぐにバレますって！』

どうやら梓さんはAさんをポアロの店員に勧誘しているようだ。

それならこちらも大歓迎だ。

彼女に近き、情報が手に入る。

俺はすぐに手を洗い、厨房から離れた。

──────────
Aside

ど、ど、ど、どうしましょうやAさん。

梓さんからの猛アプローチが半端ないです。

確かにポアロは素敵で、働きたいよ？

けどね、飲食店は色んな人と顔を合わせるからコミュニケーシ能力がないと無理だと思うの！

私、その能力がないんです！

ぼっちだったから！←←

『いえいえっ！私、人見知りなので販売業はちょっと………』

安「では、厨房や掃除をお願いしますね」

『安室さん！？』

あなたもどこから出てきたんですか！？

そ「ｺｼｮA完全にやられてるわね」

ら「ｺｼｮそうだね。二人とも目が輝いてるし」

コ(ははっ……安室さんは違う意味で輝いてると思う。

・・・Aさんバイト決まったな、これ)

なんてこった！？

めちゃくちゃごり推しされるのですが！？

どうしようどうしよう。

どうしても販売業で働きたくない！！

もしも彼らが来たりしたら………………からかわれるに決まってる！！

絶対にバレたくない！！

くうぅ～～～～～～～～！

ヘルプ！

誰か遠回しに断れる言葉募集中です！

たすけて～～～～～～～～！！！