3話〈ヤンキー後輩との登校〉 ページ4
まさか、あのるぅとくんが、ヤンキーだなんて！！
あんな可愛い顔して…もしかして…私、狙われてるんじゃ！？
『それにしても、今日はいろいろあったな…』
今日はいろいろと人の繋がりなどに驚かされたから、ちょっと疲れた。部屋に入ってベッドにダイブ。スマホをだらだらいじっていると…
ピロンッ
るぅと
〈あの…先輩！明日、一緒に学校行きませんか？〉
る、るぅとくん！？確かに、毎日中庭で話しているし、家も近いはずだ。一緒に行ってもおかしくはないのだが………
だがだ！るぅとくんはヤンキーらしいし…いきなり襲われる可能性も！それはちょっと怖いし…なんて、いろいろいってるけど…本当は…
こ「えぇ？二人がいつも中庭でイチャイチャしてるって友達が言ってたんだけどなぁ…」
……これが気になっちゃってるだけかも。
で、でも！こんなの気にしてるのはこっちだけで！
るぅとくんは全然意識してないんだし！
そう考えるとちょっと胸がチクッとした。何私意識しちゃってんだろ。バカみたい！なんて考えてると
ピロンッ
るぅと
〈だ、だめでしたかね…？〉
もうこの際どうなってもいいや！！
いいですよ。っと！！
エイヤッと気合を入れて送信。カップルだと勘違いされるのは困るけど、やっぱりるぅとくんは大切な後輩だし、少し明日が楽しみになってきた。楽しみだけど少しドキドキする胸を押さえながら眠りについた。
一人で盛り上がってるだけだけど、誰にも迷惑じゃないんだし。いいよね……！！
続く (更新停止中)
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作者名：ゆーら | 作成日時：2020年1月4日 10時
