嫉妬 ページ10
教室のドアを開けるとザワザワし始める。
皆の視線が痛い。
「宇佐美さんて、あんな地味なのにね…」
「ほんまに、勉強しかしとらんのかと思ってたけどなー！」
「あんなイケメン捕まえてるなんてな…」
塁「A、あんたは何も悪くないで。もちろん小瀧くんも。気にせんでな。」
A「…うん。」
私は特別美人でも、スポーツ万能でもない。
ただ、人より勉強ができた。
だから…何となく周囲から浮いていた。
女子1「なー、宇佐美さん。小瀧くんとどういう知り合い？」
A「あ、えっと、た、ただの知り合い…」
女子1「ふーん。にしては下の名前で呼ばれてたやん。」
女子2「それに、何話してたん？」
A「いや、別に対した事やないし。それに、何でそんなこと聞くん？」
女子1「は？別に理由ないけど。なんや、自分頭ええからって調子のんなや。」
女子2「ムカつく。」
A「あ、ちょっと…。」
またやってしまった。
ただ、純粋に疑問に思ったから聞いただけなのに…。
いつも勘違いされてしまう。
塁「平気？今日は放課後遊んでく？」
A「…ありがとう。でもゴメン。疲れたから帰って寝るわ。」
塁「…分かった。じゃ、またね！」
A「おん。」
塁「辛くなったらいつでも相談な。私、Aと違って暇やから。」
A「もー塁は宿題をやりなさい！じゃ、またね。」
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しげっち(プロフ) - 智崋＠森早下さいさん» 教えていただき、ありがとうございました。間違って押してしまっていたので、言われるまで気づきませんでした！ (2014年9月14日 7時) (
レス) id: 14ff5e475b (このIDを非表示/違反報告)
智崋＠森早下さい(プロフ) - すみません、オリジナルフラグを外さないといけませんよ汗 (2014年9月14日 2時) (携帯から) (レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげっち | 作成日時：2014年9月11日 13時
