告白 ページ22
沈黙が流れる。
ここで本当のことを言っていいのか
分からなかった。
望「…きや…」
先に沈黙を破ったのは望だった。
A「なんて？」
望は急に真剣な顔で私を見つめた。
望「…好きや。ずっと前から、Aのこと、好きや。」
A「のん…」
望「…俺のせいでAが東京行くことになったんやし、止めへんよ。それに、付き合ってとも言われへん。やけど、今しかこんなん言うタイミングなくて…ゴメン…困らせて。」
目にいっぱい涙をためて
望は下を向いた。
_好き
私の中の望への気持ちがもう止まらなかった。
何も考えられなかった。
ただただ望が愛おしくて
抱きしめてしまった。
A「…好きや、私やってずっと。」
望「…A。なら話は別やな。俺、迎えにいくから。いつかデビューしてちゃんと稼げるようになったらAを迎えにいく。それでええ？」
A「…ずっと待ってるよ。」
望の腕の中はすごくあったかくて
望の香りでいっぱいで
今までで一番安心できる場所だった。
ちゃんとお別れができてよかった。
こうして
私と望は初めて離ればなれに
なるのだった。
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しげっち(プロフ) - 智崋＠森早下さいさん» 教えていただき、ありがとうございました。間違って押してしまっていたので、言われるまで気づきませんでした！ (2014年9月14日 7時) (
レス) id: 14ff5e475b (このIDを非表示/違反報告)
智崋＠森早下さい(プロフ) - すみません、オリジナルフラグを外さないといけませんよ汗 (2014年9月14日 2時) (携帯から) (レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげっち | 作成日時：2014年9月11日 13時
