放課後 ページ11
本日は一人で下校。
塁とは帰る方向が真逆だし、
今日は部活のメンバーもいない。
一人だと色々考えてしまう。
勘違いされてしまったこと。
望に冷たく当たってしまったこと。
望とどう接していくべきかということ。
そういえば望、さっき何の用だったんだろ。
A「なんか…疲れた。」
その時だった。
望「Aー！ハァハァ。もー。待ってやー。ハァハァ。」
A「そない息切らしてどないしたん？」
望「さっき、一緒に帰ろうって言いたかってん。やけど…ハァハァ…言いそびれて…。Aが帰るとこ見えたから…はし…った。」
そう言って望はニコッと笑った。
昔と変わっとらんなー
なんて嬉しい反面…
さっき自分が望に言ったことを思い出した。
A「望、ジャニーズやろ。体力なさすぎやん。それに、さっき言ったやろ。学校では話しかけんといてや。」
望「ちゃうよ。さっきAは、校内で話しかけんといてって言ったんやで。さて、ここは校内ですか？校外ですか？」
A「…っ！こ、校外。」
望は満足そうに笑うと歩き出した。
取り残された私は少し小走りで望の横に並ぶ。
A「望、ほんまに学校ではなるべく話しかけんといてや…。望のこと嫌いとかそういうことちゃうよ。せやけど、頼むわ。」
望「…。おん。なんやA、好きな人でもおるんかー？そない必死に学校で俺と関わりたくないなんて。」
A「は、ちゃうし。望もそういうお年頃ですかー。」
望「ま、そんなとこかな。じゃあさ、どういう人がタイプなん？」
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しげっち(プロフ) - 智崋＠森早下さいさん» 教えていただき、ありがとうございました。間違って押してしまっていたので、言われるまで気づきませんでした！ (2014年9月14日 7時) (
レス) id: 14ff5e475b (このIDを非表示/違反報告)
智崋＠森早下さい(プロフ) - すみません、オリジナルフラグを外さないといけませんよ汗 (2014年9月14日 2時) (携帯から) (レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげっち | 作成日時：2014年9月11日 13時
