満月ノ記憶。【DIABOLIKLOVERS】

41/成り行きで流されて、 ページ41

暗くて、狭い世界。
　寒くて、独りの世界。


　_ここはどこ ? _

　_分からない_

　_ここは、暗くて、嫌だ_

　_ここは、暗くて、安心する_

　_わたしは、あくま。_

　_ワタシは、ひと。_




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「あの、逆巻さん？」

　気づけば目の前にクラスメイトの女の子がいた。私の顔を心配そうな顔で、覗き込んでいる。

「え？」

状況がよく呑み込めなくて”？”の文字が頭を埋め尽くす。あれ、私はなんで、ここにいる？


「ちょっと心配で……大丈夫？ 具合でも悪いの？」

「ぇっと、話を折る様で悪いんだけど。ここって、教室？」

「そうだけど、……やっぱり大丈夫？」


　あれ、なんで教室にいるんだっけ。と言う考えが頭に浮かんだけれど、直ぐに消えた。きっと今は授業の合間の休憩時間だ。頭がガンガンと鳴っている。何か嫌なコトを見た気がする。気のせいだろう。


「……大丈夫。ごめんね？ 心配かけちゃって……」

　取り敢えず「ごめんね、」と伝える。心配を掛けてしまった事が申し訳ない。

「ううん、それよりも顔色悪いよ？」

「大丈夫だよ？」

　にこりと笑って言う。勿論大丈夫などでは無い。頭がガンガン鳴っているのだ。頭の中から何かが出てきそうな位に。満月の日に近くなるといつもこうなる―――けれど。今はまだ上旬である。頭が痛い理由がわからない。満月の日以外に頭が痛くなったことってあったっけ？ と記憶を探る。


「いやいや、絶対保健室に言った方がいいってば！ 先生には言っておくから！」


　”行っておいでよ！”と私は教室を半ば無理やりに追い出された。”好意”でやってくれているとは分かっているのだけれど、正直面倒くさいなんて思ってしまった。私は”ヒト”じゃないから休んでもあんまり意味が無いんだけれど――…なんて思っていても言えるわけもなく、私は成り行きで保健室に行くことになってしまった。




＿＿＿＿


Q 新しい学期になってからあるモノと言えば？
A中間テスト｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡

はい、テストです。成績が下がったらPC使えませぬ。
しかも受験にも近くなっているので頑張らなければならないです。
2年生が大切と言いますからねー｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡

最近更新ができていないのはその為でもあります。
後一週間ほどでテストです。精一杯頑張ってきます٩( 'ω' )و
暇を見つけてやりくりしてちまちまと更新していきたいです。

では、さとぅでした。


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