NRCカウンセラー！【ツイステ】 (ページ3)

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『今日は確か…トラッポラ君とスペード君が最初だったかな。』

相談室の隅にある椅子に腰かけ呟く。

別に予約は取らなくてもいいけど、スペード君が真面目なんだっけね…この学園にしちゃ偉い方か。

けど、成績見る限りまだそんなに良くはないな…2人とも下位の方だし、そう期待はしなくても大丈夫か。何時も通りやれば。

2人とも寮はハーツラビュル、1年生。身長体重…は、言わなくていいか。

今はちょうど15時だから、あと1時間あるな…サムさんのところで時間潰そうかな。

席をたち、部屋を出ようとする。

も、2人の学生が扉の前に立っている。

ｴｰｽ｢暇だったから先に来ちゃったケド…いいよね？｣

ﾃﾞｭ｢一応授業はあと1時間あるけどな…｣

『授業は大丈夫なのかな…まあいいや』

今この瞬間職務放棄したという実感が湧いたけどそんな事はどうでもいい。

『先に来たなら、相談受け付けるけど、入る？』

赤い方と青い方…トラッポラ君とスペード君を交互に見た後に相談室に視線を移す。

ﾃﾞｭ｢宜しくお願いしますっ｣

ｴｰｽ｢おねしゃーす｣

『スペード君気張りすぎね〜ほら、肩の力を抜かない事にはリラックスして質問も相談も出来ないよ〜？』

スペード君の肩を下ろすように撫でると、恥ずかしそうに｢すみません｣と一言。

謝って欲しいんじゃないんだけどなぁ〜

『そこの椅子、座っといてね。コーヒー入れるからちょっと待ってて。紅茶の方がいいかな？』

ﾃﾞｭ｢紅茶で、お願いします、｣

ｴｰｽ｢デュースお前さっきも言われてたけど気張りすぎな、オレも紅茶で〜｣

微笑ましい光景だ、という言葉を飲み込んで、紅茶を2杯入れる。

後はコーヒーを1杯入れて、いよいよ、相談の時間だ。

『大体検討はつくけど…一応聞いておくね。君たちの悩みは？』

ﾃﾞｭ｢えぇと…｣

スペード君が躊躇うのを横目に、トラッポラ君が話す。

ｴｰｽ｢うちの寮長。最近前にも増して…ていうかまあ前は知らないけど。あのユニークバンバン打ってくんの。センセーはもう把握してる？｣

『ふふ、そんなことだろうと思ったよ。』

少し含み笑い気味の言葉を発して、『それじゃ、考えよう』と一言。

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そのうち作者が書いたイラスト載っけます。