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腹立たしい気持ちを抑えながら校長室に入る
中では深刻そうな顔をしたダンブルドア先生とマクゴナガル先生、そしてセブルスが意見を論じ合っていた
ダンブルドア先生が僕に気づき、困り果てた眼差しを向ける
「……A」
『先生、』
「アルバス……
こんな事が続いては……最初は闇の印、次はこれ！」
「どうしろと言うのじゃ……」
「やめるのです！ポッターを競技に出さないで……」
マクゴナガル先生の言葉に強く頷く
『僕もそう思います、ハリーを競技に参加させるのはあまりにも……
危険であり、そして無謀です』
マクゴナガル先生は僕の言葉に嬉しそうに頷き、ダンブルドア先生は深刻そうに目を伏せた
『……！』
そうしているうちに師匠の姿をした魔法使いが校長室に現れ、僕はそいつを睨みつけながらセブルスの傍による
セブルスはこちらをチラリと見ただけで、特には何も言わなかった
そして、今まで黙っていたダンブルドアが深刻そうに呟く
「規則じゃ、バーティも言っとるじゃろ」
「バーティや規則がなんです？
いつから魔法省に阿るようになったのですか！」
僕達は黙ってダンブルドア先生とマクゴナガル先生の議論を聞いていたが、突然セブルスが口を開いた
「確かにこれが偶然のなせる技とは思えません
しかしながら、事の真相を見抜こうと思うのなら今は手を出さずに成り行きをみてはどうかと」
『え、セブルス？』
彼の口から出たまさかの意見に僕とマクゴナガル先生は目を見開く
『セブルスあなた……何を言ってるんです……？
ハリーを囮にするつもりですか！？』
「あの子は餌ではありませんよ！！！」
僕とマクゴナガル先生は必死に抗議したが、ダンブルドア先生の口から出た結論は信じ難いものだった
「同感じゃ……セブルスにな」
『ですが先生！！！』
「アラスター、ハリーから目を離さんでくれ」
「あぁ、任せとけ」
「ただし本人には内密にの」
「分かってる」
僕はとんでもない展開に思わず声を荒らげ、ダンブルドア先生に歩み寄る
『先生、待ってください！
ハリーの事なら僕が……っ』
「A、今のお主ではハリーを任せられん
あまりにも冷静さを失っておる……」
『……先生っ』
「ハリーは只でさえ不安な筈じゃ、試練を前にして……
………我々とて不安じゃ」
『………、』
そんな重々しい先生の言葉を前に、僕は黙る事しか出来なかった
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わさび(プロフ) - やよいさん» コメントありがとうございます！体調の心配も……なんてお優しい！！！更新遅れてすみません！もう少ししたら再開致しますのでお待ち頂けると幸いです！ (5月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 初コメ失礼します！お話とてもおもしろかったです！お体に気をつけながら更新がんばって下さい！応援しています！ (5月20日 19時) (レス) @page38 id: fcb1a6dad0 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 真昼さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！！！待っていてくださる方がいてとても嬉しいです！！！！暖かいコメント、本当にありがとうございます！！！！！ (5月9日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ヴォルデモートが登場するのが、待ち遠しいです！！ 続きも頑張ってください！ ずっと応援しています！ (5月6日 21時) (レス) @page36 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 散歩するトマトさん» こんな時間に……っこんな時間に読んで頂きありがとうございます！！！！お優しいコメント痛み入ります……、寝て……寝てください……() (2023年3月27日 1時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年10月29日 22時
