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「いててっ」
「噛み付いてすまなかったね……大丈夫かい？」
「大丈夫じゃないよ！
足が食いちぎられるかと思った……」
ウィーズリー君に怪我をさせてしまったシリウスが申し訳なさそうに謝る
「鼠を狙ったんだよ……普段の私はとても大人しい犬なんだ」
大人しい………？
と、学生時代や先日僕に噛み付いた犬を思い出す
『全く……もう少しやり方があるでしょうに
もし今度生徒を脅かしたらただじゃ済みませんよ』
「………すまん」
シリウスを叱りながらウィーズリー君の傷を手当する
「すみません先生、ありがとうございます」
『どういたしまして………さ、とりあえず傷口は塞ぎましたから
もう大丈夫ですよ』
「さすが先生ね！」
傷の手当を隣で見ていたMsグレンジャーに褒められる
なんだか懐かしいな………
あれは確かナメクジ事件の時だったっけ……あの時も大変だった
ウィーズリー君はいつも大変な目にあっている気がする
「さぁ、そろそろ外へ出よう」
リーマスの声に頷いて僕らは叫びの館を後にする
その間もピーターは往生際悪く助けを乞うていたが、誰も耳を貸さなかった
『あ、そうだ
すみませんが皆さん先に行ってください』
「？
どうしたA」
『セブルスの手当もしないと………すぐ追いかけますから』
「スニベルスの事なんてほっとけばいいさ、そのうち目覚めるだろ」
「スニベルス……？」
『シリウス！生徒の前で……と言うか、
彼の事をそう呼ぶのはやめてください！』
「へいへい、すみませんでした」
本当にわかってるのか？とジト目を向けながら、リーマスに目線をやる
彼は優しく微笑んでくれて、お互い頷きあって道を別れた
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ルーピン先生とポップルウェル先生ってとってもお似合いの二人よね……」
「確かに………お互い心が通じあってるっていうか」
「あはは、ありがとう二人とも
でも私達のことは……他の人には内緒にしてもらえると助かるな」
「え？どうしてですか？」
「Aが恥ずかしがるんでね
学生時代からなんだけど、彼はその……こう言った話題には疎いみたいで
とてもピュアなんだ」
「まぁ！そうなんですね！
意外……先生は何でも慣れてると思ってました」
先程までの雰囲気とはガラリと変わって、打ち解けた様子のルーピンと生徒達
出口までの足取りは皆同じように軽かった
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わさび(プロフ) - mikittyさん» そう言って頂けて嬉しいです！！！私も皆さんからのコメントで元気をもらってます！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page47 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新多めで嬉しいです、ありがとうございます！！ (2022年10月25日 16時) (レス) @page46 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - mikittyさん» リクエストありがとうございます！ひゃぁぁぁ！それはキュンキュンしそうですね！！承知致しました！作成まで少々お待ちくださいませ！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - わさびさん» ありがとうございます！楽しみにして待ってます！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» リクエストありがとうございます！承知致しました！めっちゃくちゃにあんまあまに甘やかさせて頂きます！！笑 作成まで少々お待ちくださいませ！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page33 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月30日 22時
