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ホグワーツに着くと、ちょうど朝食の時間だったようで全員が大広間に集まっていた
教員の出入口からそっと入り席に向かう
ガヤガヤと騒がしかった広間が少し静かになり、やがてヒソヒソと僕の事を噂する声が聞こえてきた
その大半が僕の怪我を心配する声や、朝から姿を見せていなかった事に対する疑問のようだった
………まぁ、朝食の時間に遅れたら気にもなるよな
苦笑いしながら席に着くと、空だった皿やゴブレットに朝食がパッと現れた
どこかで準備してくれているのだろう屋敷下僕妖精達に心の中で礼を言いながらスープに口をつける
「……」
生徒達からの視線も中々だったが、特に隣のセブルスからの視線が痛い
………彼の呼び止める声を全力で無視してしまったから当然か
彼が怒るのも無理は無いと少し落ち込む
いつだって僕は彼に迷惑をかけてばかりだ……
彼が言ってた事も分からなくは無い
確かに僕は私情でリーマスを引き留めようとした
が、生徒達やその両親の気持ちを考えるとセブルスの意見は至極当然のものだった
そんな彼に僕は……
「……傷はまだ痛むか」
僕が手に持っているスプーンをじっと眺めて悩んでいると、隣から心配そうな声が聞こえた
『え？』
「さっきから1口スープを飲んだだけで手が進んでいない
体調が優れないなら部屋に戻っても良いんだぞ」
『………』
あんな酷い態度を取った僕に対して変わらず接してくれるセブルス
そんな彼に心底安心して思わず目が潤んだ
『……大丈夫です、心配ありがとうございます』
声が震える………もう何も言わないで欲しい
もしこれ以上彼と話そうものなら、きっと泣かずにはいられないだろうから
………生徒の手前それは避けたい
そんな僕の気持ちを知ってか、セブルスはそれ以上何も言わなかった
相変わらず僕の気持ちを汲んでくれる彼にまた泣きそうになりながら、震える手でスープを飲み干した
「ポップルウェル先生！」
朝食を終えると、心配そうな顔をしたハリーがこちらに駆け寄ってきた
『おはようございますハリー
どうしました？』
「えっと……あの、先生」
気まずそうに口篭る彼に微笑んで頷く
『頑張りましたね、ハリー』
シリウスやそれに関しての事を含めて優しく頭を撫でてあげると、ハリーは涙目になって強く頷く
そんな彼に僕はもう一度笑いかけた
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わさび(プロフ) - mikittyさん» そう言って頂けて嬉しいです！！！私も皆さんからのコメントで元気をもらってます！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page47 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新多めで嬉しいです、ありがとうございます！！ (2022年10月25日 16時) (レス) @page46 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - mikittyさん» リクエストありがとうございます！ひゃぁぁぁ！それはキュンキュンしそうですね！！承知致しました！作成まで少々お待ちくださいませ！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - わさびさん» ありがとうございます！楽しみにして待ってます！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» リクエストありがとうございます！承知致しました！めっちゃくちゃにあんまあまに甘やかさせて頂きます！！笑 作成まで少々お待ちくださいませ！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page33 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月30日 22時
