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Harry side
バックビークの処刑が終わり悲しみに昏れる時間もなく、どこからとも無く現れた黒い犬に叫びの屋敷にロンが連れ込まれてしまった
慌てて後を追って来た僕とハーマイオニーは指名手配犯であるシリウス・ブラックと対峙していた
絶対絶命だと思ったその時、ルーピン先生が乗り込んできて
これで助かったと思ったのに……
ポップルウェル先生の代わりに
ルーピン先生が僕達を助けに来てくれたんだと
そう信じてたのに……っ
あろう事か先生はシリウス・ブラックと熱い抱擁を交わしたのだ
まるで久しぶりに会った親友同士のように……
「ダメよ！信じてたのに……っ！！！
ルーピン先生はその人とずっとグルだったのね！？」
その光景に絶句している僕とロンを押しのけハーマイオニーが叫ぶ
「先生は狼人間よ………！！！
だから授業を休んでいたの！！！」
その言葉にルーピン先生は顔を青くした
「いつから気づいていた……？」
「スネイプ先生が……授業の課題を出した時に……」
「君はその年の魔女の中で誰よりも賢いね……」
ルーピン先生が自傷気味に笑い、ハーマイオニーは息を詰まらせる
その時、シリウス・ブラックが恐ろしい声で叫んだ
「話はもうたくさんだ！！！
今すぐ殺そう！！！！」
「待て、シリウス」
「もう嫌と言うほど待った！！１２年もだ！！！！
アズカバンで………っ」
「分かっているよ、だけど少し待て
ハリーには知る権利がある」
「全部知ってる！シリウスが裏切った！！！
………それで僕の両親は死んだっ」
ルーピン先生が僕の言葉を否定する
「それは違う、私達はずっとシリウスが君の両親を裏切ったと思っていた
だが裏切ったのは別の男だ
そいつはつい最近まで死んだと思われていた
………私もAに言われて気がついたんだ」
何だって………？どういう事なんだ……っ
「じゃあ、誰なんだ！」
「ピーター・ペティグリューさ！
この部屋に居る………今、ここに！！！
さあ出て来い！姿を現せ！！！」
瞬間、シリウス・ブラックの杖が飛んだ
僕達は驚いて入口の方を見やる
ポップルウェル先生が来てくれたのかもしれない………！
そんな僕の願いも虚しく……その場に現れたのは
「復讐は蜜より甘い………
ブラック、貴様を捕らえたいとどれほど願ったか」
恐ろしくも楽しげな顔をしたスネイプ先生だった
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わさび(プロフ) - さやかさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！私もアズカバンの囚人が1番好きなので、ついつい長々と書いてしまいました！笑 最後までよろしくお願いします！！！ (2022年9月29日 21時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - はじめまして、更新お疲れ様です！個人的にハリポタの中でアズカバンの囚人が1番好きなのでほんとうに楽しませてもらっています！これからもよろしくお願いします！(^^) (2022年9月29日 20時) (レス) @page50 id: dad1d07543 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» わわ！一気に！？それはお疲れ様でした……！とっても嬉しいコメントありがとうございます！！亀更新ですが最後まで頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2022年9月26日 7時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - ここまで一気に見させてもらったんですけど面白すぎます！！これからの展開がすごく楽しみです！頑張ってください！ (2022年9月26日 4時) (レス) @page37 id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - りおさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！ (2022年9月8日 21時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月8日 14時
