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そして遂に、バックビークの処刑の日が来た
僕もやれる事をする為、処刑執行人達を待ち構える
ファッジ大臣が校舎に入ってくると、扉の前に立つ僕に気づいた
「おぉ……！ポップルウェル君じゃないか！
久しぶりだね」
『お久しぶりです、大臣
今日は……』
「あぁ、すまないが時間がないんだ
また後でゆっくり話すとしよう」
そそくさと通り抜けようとする大臣を引き留め、本題を口にする
『待ってください大臣、お話したいのはバックビークの処刑についてです』
「………何だって？
あぁそうか……バックビークは君に怪我を負わせたんだったね………確かに君も見届ける権利がある」
『そうではありません
バックビークの処刑を取り消して頂きたいのです』
「なに？それはどういう事かね？」
「ごきげんよう、大臣、A……」
僕の発言に疑問を抱いた大臣が不審がって身を乗り出したところで、どこからとも無くダンブルドアが現れた
『ダンブルドア先生……』
「おぉ、アルバス！元気そうでなによりだよ」
「ありがとう、
大臣、Aの言い分には儂も同感じゃ
処刑はあまりにも……早まった判断ではないかの？」
「しかしアルバス……バックビークは何もしていない生徒を襲い、あろう事かポップルウェル君に重度の怪我を負わせたんだよ？
とてもじゃないが、このまま何も処分を与えない訳にはいかない」
『僕のはただのかすり傷ですよ、大したことありません
それに、バックビークが攻撃的になってしまったのはこちら側に非があったからです
バックビークは何も悪くありません』
「嘘は良くないよポップルウェル君
マダム・ポンフリーから全て話しは聞いている……
君は血を流しすぎて……その、
死にかけたそうじゃないか」
『それは………僕の身体の性質上の事で』
「それでもだ
魔法界の秩序が脅かされる所だったんだよ？
君の存在がどれだけ魔法界に影響を与えているか、知らない訳では無いだろう？」
『………大臣』
「良いかい、これはもう決まったことだ
今更何も変えられない……諦めておくれ
アルバス、君もだ」
「………致し方ないの」
『先生……！』
「A、お主は今やるべき事を成すのじゃ
生徒が処刑の現場を見てしまわぬよう注意しておくれ」
先生はそれだけ言って処刑人達とハグリッドの小屋の方へ歩いて行ってしまった
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わさび(プロフ) - さやかさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！私もアズカバンの囚人が1番好きなので、ついつい長々と書いてしまいました！笑 最後までよろしくお願いします！！！ (2022年9月29日 21時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - はじめまして、更新お疲れ様です！個人的にハリポタの中でアズカバンの囚人が1番好きなのでほんとうに楽しませてもらっています！これからもよろしくお願いします！(^^) (2022年9月29日 20時) (レス) @page50 id: dad1d07543 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» わわ！一気に！？それはお疲れ様でした……！とっても嬉しいコメントありがとうございます！！亀更新ですが最後まで頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2022年9月26日 7時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - ここまで一気に見させてもらったんですけど面白すぎます！！これからの展開がすごく楽しみです！頑張ってください！ (2022年9月26日 4時) (レス) @page37 id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - りおさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！ (2022年9月8日 21時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月8日 14時
