いつの時代にも驚きを ページ1
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僕がホグワーツで教鞭を執るようになって、8年目の秋のことだった
「今年は大変な生徒が入ってきてしまいました……
ホグワーツは一体どうなる事やら」
目の前で紅茶の入ったティーカップを揺らしながらそう口にするマクゴナガル先生に、僕は思わず首を傾げる
『はて……
僕が見たところでは今年の1年生達は皆素質ある良い魔力を持っているように見えましたが……』
僕の発言にマクゴナガル先生はため息を吐き、呆れた目でこちらを見る
「あなたもまだまだですねA
私が言っているのは魔力の素質などではありません
勉学に対する熱意や規律正しく生活を送れるかどうかです」
『……と、言いますと？』
「ウィーズリー家の双子……ジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーの事です！」
『あぁ……』
本当に困り果てているのだろう
何時になく声を荒げて頭を抱えた先生に思わず苦笑いを零す
「入学式から改善しないあの落ち着きのなさ！
暇さえあれば杖を使って魔法の試し打ち
それに加えて至る場所で悪戯三昧！
反省文を書かせても途中でいなくなってしまうし、罰則を与えても遊びにしてしまいます！
正直もう私には手に負えません……」
『お察しします……』
僕は苦笑いしながら彼等を思い浮かべる
悪い子達では無いのだが……どうにも規則を軽んじているのは否めない
勉強にもあまり積極的とは思えないし
そうだ……と僕はある事を思いついた
『彼のお兄さんが同じグリフィンドールでしたよね？
確か……パーシー・ウィーズリー君』
「えぇ、彼はあの双子と違って勉学にも熱心です
規律正しく行動し、生徒の模範となれる子ですが
パーシーがどうかしましたか？」
『いや何、今まで生活を共にしてきた兄弟なら
彼等の手綱をしっかり持ってくれるのではないかと思いまして』
つまりパーシー君にあの双子の監視をお願いしてはどうだろうか、とマクゴナガル先生に提案したが
先生はゲッソリとした顔をして顔を横に振った
「それが通用するなら私もこんなに苦労していません」
『……既に試したんですね』
えぇ、と項垂れてしまった先生が弱々しい声で教えてくれた
「私はパーシーにあの双子をしっかりと監督し、規律正しく生活するのは無理でもせめてあの過度な悪戯を止めさせるようにとお願いしました
ですが、3日と経たないうちにパーシーが医務室に運ばれてくる有様となってしまったのです」
何をやらかしたんだろう、あの双子
「そこで私は貴方に彼等の教育をお願いしようと、今日ここに来たのです」
その言葉を聞いた途端、僕の中で何かが崩れ落ちる音がした
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わさび(プロフ) - やよいさん» やよいさんお久しぶりです！更新サボってすみませんでした💦新生活……！慣れるまで大変だとは思いますが、無理をなさらず楽しんでくださいね！これからもよろしくお願いします！ (5月6日 18時) (
レス) id: 2d90b0da8f (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - ぴよさん» コメントありがとうございます！！お久しぶりです〜！！！本当に亀更新で申し訳ないです💦見返して頂けて嬉しいです……！これからもよろしくお願いします！！！ (5月6日 18時) (レス) id: 2d90b0da8f (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 更新ありがとう御座います！！！定期的に見返して新生活の糧にしてます！これからも応援してます！！！ (5月4日 12時) (レス) @page13 id: 09594f4eed (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！いつ見返しても最高です✨これからも本編、番外編のどちらも沢山読んでいきます！！！応援しています！ (5月4日 11時) (レス) @page13 id: 47e309a110 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - やよいさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます！！！最初低評価の多さに筆を折る覚悟をしていましたが……皆さんの暖かいコメントのおかげで何とか生きてます！！！💪🏻 これからもよろしくお願いします！ (3月10日 21時) (レス) @page9 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2024年3月5日 17時
