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男として見ろ、の段 ページ50

七松「A!おりゃー!」



『ちょっ!いきなり、水をかけてくるなよ!』



今日も小平太とAは、二人でランニングに行った帰りに水遊びをしていた



水を掛け合って遊ぶ二人は、仲睦まじく微笑ましい様子に見える




しかし、小平太はAと遊ぶのはとても好きなのだが、周りからの自分達の関係はどう見られているのか、知っていたのだ




(「男女の親友って良いよね。」)



七松 (確かにそうだ。でも…私は、Aと恋人同士にも見られたい。Aからどう思われてるのかも知らないのに。)



『何、よそ見してるんだよ!』


バシャ


七松「うおっ!やったな!」



隙を見たAに仕返され、堪らず小平太もまた水をかける



先程の事を気にする事を辞め、Aと遊ぶのに熱中するのだった




水遊びをして少し経った頃、二人の服は何方もビショビショだった



小平太は、上半身だけ脱ぐと服をぎゅっと絞った



Aの服も絞ろうと思い、声を掛ける



七松「Aー!服、絞ってやる!」



しかし、此処で小平太はある事に気付いた


いくら長年一緒にいる仲がいい男だとしても、服を少し脱ぐのには抵抗があるのではと思ったのだ




『いいの?ありがとな!』


だが、Aは全く気にする事なく長袖の部分だけ脱いだ



小平太は、何も気にしなかったAに少しガーンとしたが、服を受け取り水気を取った




七松「これでいいだろ!」



『水が抜けてる!ありがとな、小平太!』



満面の笑みでお礼を言うAに小平太も笑う



小平太は、Aと笑い合うことに楽しさを感じているが、このままの関係では満足は出来ていない



先程の全く恥ずかしがる事なく服を少し脱いだのは、やはり気になっていた



七松「Aは、私を一人の男として見てるか?」



『いきなりだな。小平太は男なんだから、そりゃ男として見てるだろ!』



求めていた答えと少し違ったが、男と思われていたのには安心した小平太だった

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作品ジャンル:ラブコメ
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時

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